みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第149回目の2品弁当は
- 梅と大葉のひき肉ピカタ
- 細切り野菜のバター醤油
のレシピをご紹介します。
ひき肉ピカタは、やわらかく食べやすく、とてもおすすめです。以前、お子さま向けのチーズ味レシピをご紹介しましたが、今回は梅干しと大葉をきかせた大人味に仕上げました。夏の暑い時、梅干しの酸味がたまりませんよ。
副菜は、冷蔵庫の残り野菜を細切りにしてピカタを焼いたあとに炒めます。暑い季節なので、市販のカット野菜を利用してもgood。
暑い季節のラクラク弁当。お試しください。
夏向き!「梅と大葉のひき肉ピカタ」「細切り野菜のバター炒め」2品弁当
1品目 梅と大葉のひき肉ピカタ
(材料)1人分
- ひき肉(鶏でも豚でも合いびきでもお好みのもので) 100g
- 油 小さじ1
- (A)卵 1個
- (A)薄力粉 大さじ1
- (A)大葉 2枚
- (A)梅干し 大1個
(作り方)
1) (A)をボウルに入れて混ぜる。
※大葉と梅干しは手でちぎります。そこまで小さくなくてもOK!
2) ひき肉を入れて混ぜる。フライパンに油を入れて中火で熱し、(1)を大さじですくって落としていく。
3) 下がこんがりと焼けたらヘラで裏返し、フライパンの蓋をして中まで火を通す。
※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。ふたも必要です
※フライパンは洗わずに、副菜をつくりましょう
2品目 細切り野菜のバター醤油
(材料)1人分
- キャベツ 100g
- にんじん 2cm程度(20g)
- しいたけ 2枚
- ベーコン 20g
- いんげん 1本
- バター 小さじ1
- しょうゆ 小さじ1/2
- 水 大さじ2
(作り方)
1) 野菜は火が通りやすいよう、細切りや薄切りにする。
2) フライパンを中火で熱し、野菜としいたけ、ベーコンを入れて炒め、水を大さじ2程度入れてフライパンの蓋をして蒸し焼きにする。
3) 蓋をあけて、バターとしょうゆで香りをつけて、汁気をしっかりと炒り飛ばす。
傷みを防ぐヒント
お弁当の傷みが気になる季節になりましたね。
お弁当用の野菜炒めは、しっかりと火を通してしっかり汁気を炒り飛ばし、時間がたっても水分がでてこないようにするのが鉄則です。
しっかり炒り切れていないなど、心配な時は、たっぷりのかつおぶしやすりごまをからめるなど、水分対策をしてから詰めてくださいね。
2品弁当の詰め方プロセス
1) 今回は丸型2段。ひとつにごはんを入れて冷ましておく。おかずは、先に野菜炒めをたっぷりいれて大葉をのせる。
2) 野菜炒めに沿わせるように、奥からピカタを詰めていく(少し高さがあるため、底に1個ピカタを敷いています)
3) ごはんの上に、高菜漬けをのせる。
※分量外の材料(ごはん1人分、大葉 1枚、高菜漬け 適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
ピカタは、ひき肉で作ると、肉を切る必要もなく、食べる時もとてもやわらかいので、とてもおすすめです。
色々なアレンジでお試しください。
毎日のお弁当作り。2品弁当で心を楽に。お試しください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!