英語「dog eat dog」の意味って?
「ビジネスは弱肉強食の世界だからね」を英語で言うと…
「弱肉強食」とは、弱者が強者の餌食となることや、弱者の犠牲によって強者が繁栄することを表します。
この文は「ビジネスは~な世界だ」という形になっていますが、Business is a world where… で始めるとやや不自然な感じがします。「ビジネスにおいては」として、文全体では「最も強いものだけがビジネスでは生き残る」などとするとよいでしょう。
また、prey on ~(~を食い物にする)を使って、「ビジネスでは、強いものが弱いものを餌食とする」としたり、the law of the jungle や、「犬が犬を食らう」という意味の dog-eat-dog などを使って「ジャングルの掟がビジネスでは広がっている」や「我々は犬が犬を食らうビジネス界で生きている」などとすると弱肉強食のニュアンスを表せますね。
これで通じる!よくある日本人の解答例
- Only the strongest survive in business.(=最も強いものだけが、ビジネスでは生き残る)
- In business, the strong prey on the weak.(=ビジネスでは、強いものが弱いものを餌食とする)
- The law of the jungle prevails in business.(=ジャングルの掟がビジネスでは広がっている)
- We live in a dog-eat-dog business world.(=我々は食うか食われるかのビジネス界で生きている)
英語ネイティブの解答例「ビジネスは弱肉強食の世界だからね」
Business is dog-eat-dog.(=ビジネスは食うか食われるかだ)
In business, the strong prey on the weak.(=ビジネスでは、強者が弱者を食い物にする)
It’s a cut-throat business.(=ビジネスは凶暴だ)
Business is cut-throat.(=ビジネスは凶暴だ)
In business, it’s survival of the fittest.(=ビジネスは適者生存だ)
出典:『知ってる英語で何でも話せる! 発想転換トレーニング』 (音声ダウンロード付き)著者: 田尻 悟郎 / 出版: コスモピア
覚えたいフレーズ&キーワード
- prey on:捕食する、奪う
- the law of the jungle:弱肉強食、ジャングルの掟
- dog eat dog:食うか食われるか、激しい
- survive:生き残る
- prevails:優勢である、はびこる
- cut-throat:人殺し
- survival of the fittest:適者生存
☆明日のレッスンもお楽しみに!
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