12月10日:今日は「糖化の日」
「食後高血糖」って、ご存じですか?
通常、食後は血糖値が上昇し、2時間以内には正常の値に戻ります。ですが、2時間ほど経っても血糖値が高いまま続いてしまうことが…この状態を「食後高血糖」です。
食後高血糖は、糖尿病や動脈硬化、脳卒中などを引き起こす恐れがあるだけでなく、身体の「糖化」を引き起こす原因となってしまうそう。
「糖化」とは、体内にある余分な糖がタンパク質と結合し、老化物質が生成されてしまう現象のこと。若々しい肌や体を保つために、できるだけ防ぎたいのがこの糖化です。
この食後高血糖や糖化を予防する方法はないか調べてみると、「レモンが効果的」という情報が見つかりましたよ。
手軽に取り入れられる!レモン水の作り方
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が支援した研究によると、レモン果汁を米飯よりも先に摂取する食事法は、食後高血糖を抑制する結果となったそう。
出典:ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社ホームページ「食前のレモン果汁摂取による食後血糖値抑制効果を確認 糖化ストレス研究会「Glycative Stress Research誌」に掲載」
食後ではなく食前に摂取したときに、この抑制効果が認められたそうです。
食前にレモン果汁を摂取するなら…私のおすすめは「レモン水」!お水や炭酸水に、レモン果汁をいれるだけでOK。レモンを絞るのが面倒なときは、ポッカレモン100を数滴お水に入れて頂いていますよ。
お水にレモンを入れるとスッキリ+さっぱりとした味わいになるため、朝の眠気覚ましにもおすすめ◎
食前に「レモン」を上手に取り入れて、糖化しにくい身体を目指しましょう♪
「糖化の日」とは?
老化の原因物質である「AGE(= Advanced Glycation End Products/終末糖化産物)」。その数値を知ることで病気の予防に役立ててもらおうと、医師やエイジングケアに関連する取組を展開している各種企業・団体で構成されたAGE測定推進協会が制定。AGEはタンパク質と余分な糖が加熱され「糖化」してできる物質で、年齢とともに体内に蓄積され、皮膚の老化や認知症、血管障害などを引き起こすと言われている。日付は糖化(とうか)の語呂合わせから毎月10日に。
出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ <https://www.kinenbi.gr.jp/>
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