新米の季節は、何といっても白いごはんを楽しみたいところ。
ほんのり甘くてつややかな新米は、おかずなしでもおいしく食べられますが、炊き方にひと手間かけたり、付け合わせにこだわったり、ちょっとしたコツでさらにおいしくいただけます。
今日は、料理に詳しいプロの方の朝時間を楽しむ「新米」の味わい方を3つご紹介します。
ふっくら♪炊飯器よりスピーディ「鍋炊きごはん」
フードスタイリスト・河合真由子のおすすめは、お鍋でごはんを炊くこと。炊飯器より少し手はかかるものの、お鍋のほうが炊き上がりが早く、おいしく炊けるのだとか。
おしゃれな鍋ならそのままテーブルに出して、炊きたて熱々を味わうのも◎
おいしく炊くコツは、きっちり計量する、お米を研いだ最初のお水はすぐ捨てる、30分〜1時間ほど浸水させることだそうです。
いつも炊飯器の方も、この秋は新米の鍋炊きに挑戦してみてはいかがしょうか。
(参考:新米がおいしい季節に♪手軽に楽しむ「鍋炊きごはん」レシピ)
お茶碗をふるのがコツ♪基本の「塩むすび」
新米の季節の朝ごはんの定番といえば、お塩で味付けしたシンプルな塩むすび。
料理家の村山瑛子さんによると、おにぎりを作るときは、ごはんをお茶碗に入れてクルクル振ると、手で握る回数が減って外はしっかり、中はふんわり、口の中でほろっと崩れるおにぎりがつくれるのだとか。
お塩は直接まぶさずに塩水にして、手でおむすびを握る時に塩水を手に付けると、まんべんなく味がいきわたりますよ。
ごはんを炊くときの水加減は、いつもより少な目にするのもポイントです♪
(参考:”お茶碗をふる”のがコツ!?新米で作りたい基本の「塩むすび」)
新米のお供に◎一晩漬けるだけ「鮭の味噌漬け」
新米とふっくらとしたおいしさの秋鮭は、どちらも今が旬。一緒に食べたら間違いなくおいしいですよね。
秋鮭はホイル焼きやムニエルにしてもおいしいけど、料理家・村山瑛子さんのおすすめは、一晩漬けるだけでおいしく作れる味噌漬け。
塩をふってキッチンペーパーで水分をとった生鮭に、味噌、酒、みりん、砂糖を混ぜた調味料をまんべんなくつけたら冷蔵庫で一晩。
朝は味噌を拭いて焼けば、新米にぴったりの絶品おかずが完成。甘辛な味噌味にごはんが進み、ごはんをおかわりしてしまいそうですよ。
(参考:一晩漬けるだけで簡単!新米の季節に食べたい「鮭の味噌漬け」)
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新米をさらにおいしくいただく方法をご紹介しました。どれもカンタンにできるので、ぜひ試してみてくださいね。