おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
秋なすのおいしい季節ですね。なすは夏から旬ではありますが、秋のなすは旨味や甘味が増して一層おいしいとされています。
今日はそんな秋なすをシンプルに食べられる、簡単副菜をレンジ調理でご紹介します。忙しい朝のもう一品や、お弁当にもおすすめですよ。
今週のセルフケア食材「なす」
- 胃の調子を整える
- 血流促進
- 水分代謝をよくする
なすは、血や水など体の中を流れるものの流れを促進してくれるものです。血の巡りが悪くなると、肌のくすみや、髪や爪が弱くなったり、頭に血が巡りにくく思考力の低下や精神不安につながります。
また、水分の巡りが悪くなると、むくみや食欲不振、体の重だるさ、疲労倦怠感を感じやすくなります。
何を食べるかも大切ですが、食べた後のものが体の中できちんと巡るということも、薬膳ではとても重視しています。上記のような不調に少し心あたりのあるときはぴったりの食材です。
体を涼しくする性質もあるので、冷え症の方は食べ過ぎに注意。また、今回のレシピもそうですが、おろししょうがのように体を温めるものと一緒に摂るのもこれからの冷える季節にはおすすめです。
レンジで簡単!とろ~りとろける副菜「なすのごま和え」
材料(作りやすい分量)
- なす 3本
- (A)しょうが(すりおろし) 小さじ1
- (A)しょうゆ、小さじ1と1/2
- (A)砂糖、小さじ1
- 白すりごま 大さじ1と1/2
作り方
1) なすは洗って、竹串で数箇所穴を開け、全体にぴったりとラップをする。耐熱の皿にのせ、600Wのレンジで、3分加熱する。
2) なすが柔らかくなったら、すぐにラップをとって粗熱を取る。小さめの乱切りにする。
3) ボウルになす、(A)を入れ、混ぜ合わせる。白すりごまを加えて和える。
ポイント
- なすは加熱後すぐにラップをとって冷ますことで、色が鮮やかに残りやすくなります
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☆この連載は【隔週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!