朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、上機嫌に過ごすための本。
少し憂鬱な目覚めの朝、浮かない気分の日には、心がやさしく色づく本をいかがでしょう。その日一日を素敵にしてくれる2冊を選びました。朝読書で、どうぞよい一日を。
小さな暮らし。
人気女優・石田ゆり子さんの日記エッセイです。日々、大切にしていること、何気ない暮らしの楽しみをつづります。忙しい毎日を送りながらも、ひんやりした空気の秋晴れの日に思うのは、もうひとつ先の季節、冬の楽しみ。寒がりな石田さんは「体に何かが巻きついた感じが好き」なので、マフラーやストール、ニット帽の季節を楽しみにしているという。
いつも日だまりのなかにいるようなゆり子さん。笑顔や眼差しからやさしいオーラがあふれている気がする。そんな雰囲気が生まれるのも、日々の暮らしから。季節の移ろいや人の心に敏感な感性が伝わってきます。
「自分の見方で景色が変わるのなら、明るいほうへ、明るいほうへと変えたい。楽しいことは口に出して言おう。嘘はなるべく、つかない。気持ちをきちんと言葉で伝えよう」こんな凛とした言葉にも、毎日をごきげんに過ごすヒントが見つかります。
『旅と小鳥と金木犀 天然日和2』
著者:石田ゆり子
出版社:幻冬舎
幸運のしるし。
幸せのしるしを教えてくれる本を読めば、その日はきっと嬉しい気分で過ごせそうです。世界の吉兆を美しい銅版画とともに紹介した一冊です。
木曜日のくしゃみは吉。耳飾りが落ちるのは大切な人に想われている証拠。テントウムシがからだにとまったら、それはあなたの願いがかなう前触れ。幸運のしるしはふいに訪れるから、見逃さないでつかまえて。コーヒーの泡にも幸運のしるしが見つかります。コーヒーにお砂糖を入れたとき、泡がカップの真ん中に集まったら、それは幸運のサインなのだそうです。
小さな幸せのしるしに気づけたら、ふだん何気なく過ごしている日常が色づいて見える気がします。幸運のしるしやきざしを日々の宝物にしたくなります。
『信じてみたい 幸せを招く世界のしるし』
著者:米澤敬/画:出口春菜
出版社:創元社
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
*『旅と小鳥と金木犀 天然日和2』
*『信じてみたい 幸せを招く世界のしるし』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
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