BLOG

ハッピーに生きるヒント。毎日を幸せに過ごすための本、オススメ2冊

 

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、幸せに過ごすための本

毎日をできるだけハッピーに過ごす秘訣を教えてくれる本を選びました。小さなことでも幸せを感じながら、日々を機嫌よく暮らすヒントが見つかる2冊です。田村セツコさんのロマンチックなハッピーも、吉沢久子さんの実用的なハッピーもどちらも楽しい。朝読書にぜひどうぞ。

ハッピーのアイデア。

サンリオの「いちご新聞」で創刊号以来連載が続く「HAPPYおばさん」の本。イラストレーター・エッセイストの田村セツコさんが、幸せな暮らしのアイデアをキュートな絵と文でつづります。

セツコさんの分身でもある素敵なHAPPYおばさんは、どんなことでもやさしく相談にのってくれる。それだけじゃない、悩みをハッピーに変えてくれる人でもあります。たとえば、手作りが大好きなHAPPYおばさんは、服にいろいろなポケットを付けてみたり、古いセーターの袖から毛糸の帽子を作ったり。縫い物も料理や洗濯も、小さな工夫とアイデアと、それからとびきり自由な想像力を使えばぐっと楽しいものになるんですね。

HAPPYおばさんの魔法の言葉、それは「わたしはハッピー!」。つらいときも「それなりにハッピーだわ」と気持ちを切り替えていくのがHAPPYおばさん流です。ロマンチックで心弾むハッピーのヒントを見つけてくださいね。


HAPPYおばさんのしあわせな暮らし方
著者:田村セツコ
出版社:興陽館

小さなことで幸せに。

2019年に101歳で亡くなった生活評論家の吉沢久子さんの暮らしのヒント集です。幸せに生きる方法や簡単に作れるおいしい料理など、毎日を機嫌よく過ごすための知恵を伝授します。

吉沢久子さんは「日々の暮らし」にまつわる仕事をし続けてきた。忙しい毎日を送るなかで、知恵を絞って生活の小さな楽しみを見つけた。そんな吉沢さんがいつも心がけていたのが、まず「自分をもてなす」こと。とっておきの食器を自分のために使う、ひとりおやつを心からおいしいと思う、紅茶とトーストの朝食をゆっくり楽しむ。つらいことがあったとき、心が疲れがちなときこそ、自分を大事に扱うことの大切さを伝えます。

吉沢さんがすぐ幸せ気分になれる秘訣、それは、あまり大きな望みを持たず、身の丈にあった目標に丁寧に取り組むことだそうです。そして「くよくよせず、好きなものを食べて、ぐーぐー寝る」。まっすぐであっけらかんとした言葉に今日の元気がわいてきます。


100歳の100の知恵
著者:吉沢久子
出版社:中央公論新社

詳しくはこちらの記事をどうぞ。
『HAPPYおばさんのしあわせな暮らし方』
『100歳の100の知恵』

ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ

「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。

*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/

朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら>>

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』

公式ブログ
小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

連載記事一覧

今日の朝の人気ランキング