朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、夏休みの読書リスト。
のんびり読書にオススメの本を選びました。気軽に読めて楽しいエッセイです。日頃の疲れを癒すのにもぴったりです。夏休みの読書にぜひどうぞ。
『まるごとバナナが、食べきれない』
著者:大久保佳代子
出版社:集英社
バラエティ番組で大活躍の大久保佳代子さんのエッセイ集。42歳から50歳までの8年間。それは仕事にも恋愛にもどっぷり浸かった濃密な日々。忘れられない「食べ物」を糸口に、恋愛はもちろん愛犬と過ごす日常や友情、大切な家族のことまでが幅広くつづられています。こちらが聞いてみたい本音を惜しみなく語ってくれているような贅沢さ。いつもの大久保さんのしゃべり口調そのままなのがとても心地よいのです。
お母さんが握ってくれた無骨で大きなおにぎり、弱っているときに男の人に作ってほしい冬瓜の煮物、キャンプロケで美味しいと絶賛されたイカ料理、愛犬のパコ美ちゃんと一緒に食べるひとり飯。食べ物にまつわる話からは、一途でまっすぐ、そして優しく繊細な人柄が伝わってきます。
とにかく読みやすくて面白い。そして心にじんわりくる素敵な一冊をどうぞ。
『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』
著者:阿佐ヶ谷姉妹
出版社:幻冬舎
朝、本をめくれば今日は焦らずいこうと思えるし、眠る前に読めば今日もいろいろあったけどまあいいかという気持ちになれる。阿佐ヶ谷姉妹が交互に書いた日常エッセイが心のコリをほぐしてくれます。
本書に主に書かれているのは、渡辺江里子(姉)さん・木村美穂(妹)さんが6畳1間のアパートに同居していた頃のこと。どんなふうなレイアウトで布団を敷いて寝ているのかから始まって、ふたりの似ているところと似ていないところ、心温まるご近所づきあいの話、行きつけのおいしいお店、ファッションのことなど、阿佐ヶ谷界隈での何気ない日常がのんびりとつづられています。
その後、引っ越をしてもお隣同士。一緒にご飯を食べたり行ったり来たり。そばにいるから心強くて安心できるし、気持ちも分かち合えるのだなあと思います。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
*『まるごとバナナが、食べきれない』
*『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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