毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪
“go to hospital”はNG!?英語で「病院に行く」と伝えるには
ちょっとした不調で病院に行ったことを伝えるとき、どう表現しますか?
“I went to hospital” …という言い方が思い浮かんだ方も多いと思いますが、実はこの状況でこの表現は、NG!なんですよ。今回は「病院に行く」ことを伝えるフレーズをご紹介します。
病院に行く:go to the doctor
直訳すると「医者に会いに行く」という意味の “go to the doctor” を使うのが正解。
“I went to hospital” と言ってしまうと、重大な病気やケガだと思われてしまいます。また、大きなけがや病気ですぐにでも病院に行かなければならないときは “I go to hospital” よりも
I need to go to hospital=(急いで)病院に行かないと
のほうが適切です。
例)
Aさん:I went to the doctor yesterday. I couldn’t stop sneezing.(=昨日病院に行ったんだよね。くしゃみが止まらなくて)
Bさん:Oh, are you okay?(=え、大丈夫?)
Aさん:I have hay fever.(=花粉症だったんだ)
ちなみに…「クリニック(clinic)」と「病院(hospital)」の違いをご存じですか?クリニックは入院施設がなく、風邪などの軽い症状のときに行く医療機関です。病院はクリニックでは対応しきれない大怪我や重い症状の時に行く医療機関です。
そのため “I went to hospital” と言ってしまうと、重大な病気やケガだったように思われてしまいます。
風邪や頭痛などで病院に行くことを伝えるときは、 “go to the doctor” を、使ってみてくださいね。
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)