掃除をしても、片づけをしても、すぐに部屋がごちゃっとしてしまう…そんな悩みを抱えているなら、毎日の暮らしの中の「意識」をちょっとだけ見直してみませんか?
ほんの少し意識を変えて、物を散らかさない習慣、片づけるクセを身につければ、キレイなお部屋をキープしやすくなりますよ♪
今日は、一度身につければこれから先きっと役に立つ、ズボラさんでも実践しやすく習慣化しやすい「3つの片づけグセ」ご紹介します!
【1】いらない物は溜めない!「すぐ捨てるクセ」
まずは、不要な物はすぐ捨てることを意識してみましょう。捨てるのが苦手…という人は、小さな物からスタートしてみて。
例えば、床に落ちているゴミ、賞味期限切れの食品、古くなってしまったコスメ、ポストに入っていたチラシ…小さな物ほど、意外と「後でいいや」と後回しにして、そのままになっていることがあるもの。
そのような必要ない物、使わない物は、日常の中で気づいた「その時」「その瞬間に」ゴミ箱へ入れるクセをつけましょう。
整理収納アドバイザーのゆりんごさんは、郵便受けに入っていた不要なチラシやDMは、なるべく家の中に持ち込まずに、エントランスのチラシ専用ゴミ箱に捨てるようにしているそう。たとえ紙一枚だったとしても、必要がないものであればその場で捨てる…そんな意識を大切にするだけで、暮らしやすい環境が手に入るかもしれませんよ♪
【2】整理したままキープ!「元の場所に戻すクセ」
部屋が散らかる原因の1つは、使ったものを出しっぱなしにしてしまうこと。
散らかったものを一斉に整理整頓した直後は、物があるべきところに納まってスッキリしているのに、少したつとまたすぐに散らかってしまう…。これは単純に、掃除の時間以外に、使ったものを元に戻すという習慣がないから。
使った後は、すぐに元あったところへ戻す、これを意識するだけで、簡単にキレイな状態を長く保つことができます!
さらに、元に戻すことをを習慣づけるためには、元に戻しやすい収納、片づけやすい収納にしておくことも重要。
画像公式提供:RoomClip
(参考:これがおすすめ♪インテリア好きがリアルに使っている「収納グッズ」3つ)
こんな風にアイテムを大まかに仕分けておくだけで、使いやすさ、そして収納しやすさがグンとアップ!収納アイテムを統一すると、見た目もスッキリします♪
画像公式提供:RoomClip
(参考:キーワードは「縦」!?細かい「日用品」を効率よくしまう方法3選)
そして、収納場所にはラベリングをするのがベター。どこに何を入れたら良いか、どこに入っているかが分かりやすくなるので、片づけやすさと使いやすさの両方が叶いますよ!
薬箱のように細かいものをいくつも収納したい時には、特にラベリングが役に立ちます◎
【3】習慣化で効率アップ♪「ついでにやるクセ」
片づけや掃除の時間をわざわざ割くよりも、ついで片づけ、ついでのちょこっと掃除だけで部屋がきれいになると思うと、随分気が楽になりませんか?例えば
- 朝ごはんの片づけついでに、テーブルの上に置いてあるものを片す
- 歯磨きのついでに、洗面台や鏡を拭く
- お風呂に入ったついでに、気になる部分をこすり洗いする
- ご飯を作ったついでに、キッチンの汚れた場所を磨く、散らかった調味料やキッチングッズを元の位置に戻す
…など、日常の動作の中でついでにやるクセを身につけると、散らからない部屋が自然と手に入りますよ。ほんの数十秒~1分程度、できる範囲でOK!
以前の「朝美人インタビュー」の中で、幸せ住空間セラピストの古堅純子さんも、朝の「ついで掃除」が綺麗な部屋を保つ秘訣だとお話ししてくれました。
新聞を取りに行くついでにサッと玄関のたたきを拭く、トイレに入ったついでにサッと汚れを落とすなど、すべてを何かのついでに、時間をかけずにキレイにするのがモットーなのだそう♪
日常の中に組み込んで習慣化することで、頑張りすぎなくても、いつでもスッキリした状態をキープできるのでおすすめです。
朝の”ついで掃除”が基本|古堅純子さん(幸せ住空間セラピスト)
日常の中に「片づけるクセ」を組み込むだけで、貴重な休日に大掃除をしたり、長い時間を割いて断捨離をしたり…という手間や時間も省けます。
誰でもできる簡単な片づけのコツ、ぜひ今日から意識して過ごしてみては?