4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立!自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪
おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。
皆さんは、「下まぶた」にメイクを施していますか?私のメイクカウンセリングでヒアリングすると『下まぶたは1度もメイクしたことがない』とおっしゃる方が意外と多いんです。
(『下まぶたは若い子がするもの』というイメージを持たれている方も多いようです)
でも、この下まぶたメイク。実は「自然な感じで目元がキレイに見える」効果が抜群なんです!
大人の女性にこそ、この「下まぶたメイク」に挑戦して頂きたい!ということで、今日は、自然で効果抜群の下まぶたメイク術を3つご紹介します♪
目が自然に大きく見える!大人の「下まぶた」メイク術3つ
【1】女優効果あり!目頭から黒目の下までのハイライト
先述のとおり、下まぶたメイクは大人の女性こそ絶対にやった方が良い、とっても有効なパーツです。
もともと目の下は、30代、40代になるとくすみ感やハリのなさなど、年齢が出やすいゾーン。特に現代の女性は、スマートフォンを見ている時間が多かったり、仕事で1日中パソコンに向かっていたりと、目元を酷使しているため、大抵の方が目周りのお悩みを抱えています。
でも、下まぶたにメイクをすることによって、まるで女優さんが下からスポットライトを浴びて輝くかのような、といってもあくまで自然に目元が大きく見える、そんな効果が得られます。
ポイントは、明るいカラーを入れること。これだけで一気に印象が変化します。
【下まぶたメイク前の写真】
【下まぶたメイク後の写真】
上の写真のように、目頭の3分の1、約5mmほどの部分に明るいライトカラーのアイシャドウを入れるだけで、瞳に光が入り、とても目が美しく見えます。
女優さんがライトを下から当てているのと同じ効果が得られ、目の下の暗さが目立たなくなります。また、お顔の中心に光が集まることで、骨格バランスそのものが、とてもキレイに見えます。
比べると、目の下がぐっと明るくなっているのがおわかりいただけると思います。このハイライトカラーひとつで、黒目も大きく、透き通るような瞳に変わります。
【2】下まぶたは『ブラウン』のアイラインで自然に
次に重要なのが、下まぶたのアイラインの入れ方。
下まぶたのアイラインは、時間が経つと目の下がにじんで黒くなり、パンダ目になりがち…。そんな理由で、避けている方も多いのではないでしょうか。
でも、目元を上手に魅せている方の多くが、下まぶたにアイラインを入れています。モデルさんや芸能人の方は、ほとんどこれをやっています。
そんな下まぶたのアイラインにおすすめのカラーは、『ブラウン』。
アイライナーではなくアイシャドウのダークカラーを使って、細いチップなどで目尻から3分の1の辺りに影を入れていきます。そして、入れた後に必ず、境目が分からくなるほど、自然に見えるまでぼかしていくのがポイントです。
綿棒やアイシャドウチップの先を使用して、しっかりぼかすことで、時間が経っても落ちにくく優しい影を保てます。
この位置にブラウンのアイラインを入れることで、少しタレ目風の、可愛らしく優しい印象をつくれますよ。
【3】マスカラで魅力的な目元に
目の下のライトカラー+アイラインの次は、マスカラ。
目の下のマスカラは不自然にならないように、少量のマスカラを少しずつ重ねていくのがポイントです。ブラシをまつ毛に対して横に当てると、ダマになりにくく、均一につけられます。
下まつげにマスカラを塗ると、目をぱっちりと大きく見せられます。さらに目元の重心が下がることにより、童顔に見せる効果もあります。若々しい印象をつくりたい方は、ぜひ下まつげにマスカラを取り入れてみてください。
大人こそ!「下まぶた」で自然に目が大きく見せよう
- 目頭のハイライトカラー
- ブラウンカラーの下まぶたアイライン
- 自然なマスカラ
この3つのポイントで、とても大きく、そして優しい印象の目元が作れます。上まぶたと同じくらい効果的な下まぶたメイク術。マスクが手放せない時期でも役立つ目元メイクを、ぜひお試しください。
☆この連載は<日曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!