4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立!自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪
おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。
アイメイクはきれいに仕上がると目元を魅力的にみせる効果がありますが、アイシャドウやラインの入れ方によって逆に左右のバランスが崩れてしまったり、かえって不自然に見えてしまうことがあります。
今回は、左右のバランスが悪く見えてしまう、ついやってしまいがちなアイメイクのNGパターンを2つをご紹介します。
左右均等は逆効果!?「アイメイクのNG」2パターン
【NG例 その1】 左右均等にアイラインをひく
ついやってしまうアイメイクのNGパターンの中で1番多いのが
左右均等にアイラインをひくこと
です。
「え?左右同じようにアイラインをひくほうが良いのでは?」と思う方が多いかもしれませんが、実はアイラインを左右均等に入れようとすると、かえって目元の左右バランスが悪くなってしまうことがあるのです。
どんなに美形と言われる人でも、「骨格」や「表情筋の位置」、「元々の目の大きさ」、「二重幅の広さ」など、誰でも微妙に左右に差があります。
中でも目元は、その違いがハッキリと出やすいパーツ。右目が少し小さい、左目が右目に比べて上がってるなどの差があります。
しかし逆を言えば、左右のバランスが整えば整うほど目元は美しく見えます。
「とにかく目を大きく見せよう」とメイクをするより、「左右のバランスを整える」アイメイクのほうが、目をキレイに、そしてより大きく見せる効果が高いのです。
メイクをする時の具体的なポイントは
目が小さく感じる方のアイラインを「大胆」に太めにひくこと。
左右均等にラインを入れるのではなく、小さく見える方の目を大きく見える目の大きさに寄せていくことを意識してみてください。そうすることで左右のバランスが取れた大きな目に見え、美人度がグッと上がります!
【NG例 その2】 アイシャドウを狭く入れる
よくやってしまいがちなアイメイクのNG2つめは
アイシャドウの範囲が狭い
パターンです。
アイシャドウを入れる高さが低いと目元の大きさの違いが際立ち、目の左右のバランスが余計に悪く見えてしまいます。
アイシャドウの1番最初につけるベースカラーは、眉の下まで入れるのが正解。
そして、メインとなるミディアムカラーはアイラインと同じく小さく感じる目の方を高めに入れていくと、目を開けた時に左右の目の大きさが整ってキレイに見えます。
まとめ
陥りがちなNGパターンにならず、きれいなアイメイクを仕上げるポイントは、次の3つ。
- アイラインは、小さめの目元の方を太めにひく(アイラインを左右均等にひくのではなく、アイラインで左右の目元のバランスを均等にする)
- アイシャドウのベースカラー(1番最初につけるカラー)は眉の下まで
- アイシャドウのメインカラーは小さめの目元の方を高めにつける
この3つのポイントを意識して、マスクが欠かせない今だからこそアイメイクで左右バランスを整えて、目元をキレイに見せていきましょう!
☆この連載は<日曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!