朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、疲れた心に効く絵本。
みんなが大好きなパンや梅干しが登場、おいしい匂いのする絵本です。朝、ページをめくればおなかがすいてくる。眠る前に眺めれば、明日はきっとハッピーな気分で起きられそう。いつもの毎日が愛おしくなる3冊をセレクトしました。
104種類のパン大集合。
パンをテーマにした子どもも大人も楽しめる絵本です。パン屋さんの名前はくまベーカリー。まるいパンにしかくいパン、まきまきパンにぺたんこパン。何種類ものパンがページからあふれそうに並んでいます。くまさんたちがパンを作るようすも見せてくれます。
日曜日にはやっぱりまるいパンが食べたいなあ。あんぱん、ジャムパン、まめパン、ベーグル、カンパーニュ、ポンデケージョ。まるいパンを食べればなんだか気持ちもほっとします。
『パンのずかん』
作:大森裕子/監修:井上好文
出版社:白泉社
おはようということば。
文字を読む喜びを描いた絵本です。日曜日の朝、もうすぐ一年生になるよしおがはじめて読んだ文字は、あのことばでした。ねえ、この字なんてよむの? 「おはよう」をひと文字ずつ、よしおは家族ひとりひとりにきいてみる。
「そのじは、お。おひさまの お、おきなさいの お」と、おかあさんは朝ごはんの支度をしながらにっこり。「おはよう」ということばには、とても素敵な意味が隠されている。みなさんの「おはよう」はどんなものでできていますか?
『お・は・よ・う』
文:いまむらあしこ/絵:ひらさわともこ
出版社:あすなろ書房
梅干しができるまで。
赤くて小さくってまるっこい。しわしわとすっぱさがトレードマーク。おにぎりやお弁当の心強い味方といえばうめぼしさん! 梅干しが食卓にあるだけで安心ですよね。
「うめのこぼうずあおぼうず こえてふとっておおきくなって」季節に合わせた梅仕事をうたったリズミカルな文にのせて楽しい絵が踊ります。日本の伝統食の魅力に触れる一冊をどうぞ。
『うめぼしさん』
文:かんざわとしこ/絵:ましませつこ
出版社:こぐま社
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
*『パンのずかん』
*『お・は・よ・う』
*『うめぼしさん』
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しいにちようびを。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/
朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら>>