今日のカフェボンボンの本棚は、『うめぼしさん』。
梅干しができあがるまでが絵本になりました。日本の伝統食の魅力に触れる一冊です。
『うめぼしさん』
文:かんざわとしこ/絵:ましませつこ
出版社:こぐま社
赤くて小さくってまるっこい。しわしわとすっぱさがトレードマーク。おにぎりやお弁当の心強い味方といえばうめぼしさん! 梅干しが食卓にあるだけで安心ですよね。
うめのこぼうずあおぼうず
こえてふとっておおきくなって
季節に合わせた梅仕事のわらべうた。リズミカルな文にのせて楽しい絵が踊ります。ぜひ声に出して読んでみてください。
いつしかこぼうずたちも「ほろりほんのりよいきげん」。いよいよめでたくうめぼしさんに!和紙に描かれた梅干し一粒一粒に、おいしいすっぱさがギュッと詰まっています。
うめぼしさんの「朝時間」は、天神さま。固い種の中に眠る神さまです。
「梅はその日の難逃れ」とも言われます。朝の一粒を絵本といっしょにどうぞ。
おはようさん、うめぼしさん。
Love, まっこリ〜ナ