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アルゼンチンの絵本『パパとわたし』

 

今日のカフェボンボンは、『パパとわたし』

独特のタッチで描かれたモノクロの静かな世界。ユニセフのポスターやデザインも手がける、アルゼンチン人作家による絵本です。

20130108

パパとわたし
著者:マリア・ウェレニケ/訳:宇野和美
出版社:光村教育図書

父と娘の関係ってむずかしい。

近くにいるのに気持ちは遠く感じたり。わたしがパパと一緒にいたくても、パパはいたくないときもある。その逆のことだって……。でも、ときどき、ふたりとも一緒にいたくなる。

この絵本に書かれているのは、そんな女の子の気持ち、ひとり言。ふたりの会話はないけれど、つないだ手や肩におかれたパパの手の温かさが伝わってくる。初めての体験だって、パパのぬくもりを感じていればこわくない。

この女の子がいちばん好きなのは、パパと自転車に乗ることなんじゃないかなあ、たぶん。大きな背中にぎゅっと手を回して、目を閉じてるから。

わたしとパパの「朝時間」は、ふたりで歩く森の静けさ。

著者のマリア・ウェレニケさんのサイトを見たら『Haiku』という子ども向けの本の絵を描かれているようです。彼女の絵の雰囲気は、俳句の世界にきっとぴったり合う。ぜひ、読んでみたいです。

Love, まっこリ〜ナ

 

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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