今日のカフェボンボンは、『アイスクリームの国』。
アイスクリームの国ってどんな国? アイスを好きなだけ食べられるの? 『時計じかけのオレンジ』の著者が描いた、ポップでシュールな絵本です。
『アイスクリームの国』
著者:アントニー・バージェス/訳:長田弘/絵:ファルビオ・テスター
出版社:みすず書房
子どもたちにとってアイスクリームは夢そのもの。いつだって食べたくて大好きで、おとなになってもその気持ちがずっと続いている。アイスクリームを好きなだけ食べられる野生のアイスクリームの国があるとしたら、絶対行ってみたいと思うでしょう?
絵本の作者は、伝説の映画『時計じかけのオレンジ』の原作者アントニイ・バージェス。さすがに絵本もシュールなおかしさにあふれています。
そびえ立つ山々は、チョコ・ピークにモンテ・ピスタチオ、アプリコット・アルプス……。アイスクリームの砂漠、アイスキャンディーの森、チョコレート・ソースの湖。アイスクリームの国を目指して探検の旅に出たジャックとトムとぼくの3人が遭遇したものは……?
カラフルな絵は、ジェラードの国イタリアの画家によるもの。私はアイスクリームの店の絵が好きです。壁にはアイスキャンディーの絵。電気の傘の模様までアイスクリーム。いつまでも見飽きることのない絵本です。
アイスクリームの国の「朝時間」は、3人がアイスクリームの山を初めて目にした朝。
さあ、飛行船に乗って大冒険の旅へゴー!
Love, まっこリ〜ナ