おはようございます!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。
栗や秋刀魚、松茸など数多くの秋の味覚がある中で、朝食におすすめなのが柿です。『柿が赤くなれば医師が青くなる』という言葉があるほど、柿には健康と美容に役立つ栄養素が豊富に含まれています。柿に期待できる効果と、おすすめの食べ方をご紹介します。
「ヨーグルト」をかけて美肌朝食に
様々な栄養が含まれている柿。特に注目すべきはタンニンというポリフェノールです。柿に含まれるポリフェノールは、ぶどうの5倍。強力な抗酸化作用で、老化防止に効果が期待できます。
また、ビタミンCの含有量はグレープフルーツの2倍。β-カロテンも豊富に含まれています。これらの栄養素の相乗効果で、夏に浴びた紫外線ダメージをケアし、シミ、しわ、たるみなどの予防に役立ちます。
朝食には柿にヨーグルトをかけて食べるのがおすすめ。ヨーグルトの乳酸菌も加わることで、腸内環境を整えて、さらなる美肌効果が期待できます。
風邪対策には「柿シャーベット」
柿には、ビタミンC、ビタミンA、カロテン、タンニンなどの栄養が豊富に含まれています。これらの栄養素をしっかりと摂ることで、ウイルスに対する抵抗力を高めることができます。
また、喉や鼻の粘膜を保護する作用があり、風邪の予防に効果が期待できます。
風邪をひいて熱がある時には、冷たいアイスクリームが食べたくなりますよね。そんな時は、熟した柿を凍らせてシャーベットにして食べると美味しいです。栄養補給もできるので、発熱時だけでなく風邪予防のデザートとしてもお試し下さい。
二日酔いは「柿ジュース」でリカバリー
柿が、朝食におすすめな理由の一つに、二日酔い解消効果があります。
柿にはカタラーゼという酵素が含まれていて、アルコールの酸化を活発にして、有害物質であるアセトアルデヒドの分解を早くする作用があります。また、ビタミンCとタンニンには、血液中のアルコール分を排出する作用があります。
昨晩飲み過ぎたな、という朝には、ぜひ朝食に柿を食べて体調を整えてみてくださいね。何も食べられないほどの二日酔いなら、柿と水をミキサーにかけてジュースにするのがおすすめです。
柿には、健康と美容に良い様々な栄養が含まれています。1日のスタートに必要な糖分も摂れるので朝食にもぴったり。
ただ、干し柿にすると食物繊維やβ-カロテンは多くなりますが、ビタミンCが失われます。また、糖分が増えてカロリーが高くなりますので、ビタミンCを摂りたい方やダイエット中の方は、生の柿がおすすめです。