こんにちは!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。
だんだん涼しくなり、秋の空気を感じるようになってきました。秋の髪は夏のダメージでパサパサ、ゴワゴワになりがち。今まで髪にいいと思っていたヘアケアが、実は髪を傷ませる原因になっている場合も。あなたのヘアケア方法は常識?非常識?
シャンプー方法で髪の傷みを軽減!
シャンプーをする前に髪をブラッシングしていますか?髪がほつれたまま洗うことは、傷む原因になります。シャンプー前はきちんとブラッシングすることが必要。そして頭皮を中心に、爪を立てずに指の腹でマッサージするように洗います。髪の毛自体をゴシゴシ洗うのも傷む原因ですのでご注意を。また、頭を逆さにして洗うのはキューティクルを壊してしまうので、必ず起こした状態で洗いましょう。
コンディショナーやトリートメントを付ける時は、まず一番傷んでいる毛先からなじませます。効果を残そうと、よくすすがない方がいますが、これも髪が傷む原因ですので、ぬるま湯でしっかりすすぐようにしましょう。
乾かし方ひとつで髪がツヤツヤに!
シャンプー後は力いっぱい髪を絞る方がいますが、これも髪を傷ませるのでNGです。濡れた髪は優しく包みこむようにタオルドライ。吸水性のある、髪専用のマイクロファイバーのタオルがおすすめです。そして傷んでいる部分を中心に、アウトバストリートメントをなじませます。その後は速やかにドライヤーで乾かしましょう。ドライヤーの熱風で髪やけどを起こさないように、ドライヤーは小まめに動かします。マイクロファイバーのタオルで髪を包みこんだ上からドライヤーを当てると、早く乾きます。そして仕上げはキューティクルの流れに合わせて、上から下に向かって冷風を当てて冷やします。こうすると髪にツヤが出てきます。
朝シャンが髪を傷ませる原因にも
朝たまに見かけるのが、髪が濡れた状態で駅に向かって走っている方。朝シャン派の方だと思いますが、時間がなくて髪が半乾き状態のまま出勤してしまうのでしょう。濡れたままの髪を放置してしまうと、キューティクルが開いてそこから栄養分が放出されたり、カラーが退色してしまいます。シャンプー後はすぐに髪を乾かすことが鉄則。自然乾燥するよりも、ドライヤーできちんと乾かす方が髪は傷みません。
アウトバストリートメントの選び方
朝起きた時に髪がパサついていたら、アウトバストリートメントの出番。髪にツヤを与えたい時はオイルタイプ、スタイリングにまとまりが欲しい時にはミルクやクリームタイプ、軽やかに仕上げたい時にはウォータータイプを選びます。忙しい朝でもさっと髪になじませるだけで、パサつきが解消できます。ぜひ朝のヘアケアにプラスしてみて下さいね。
秋が終わると本格的な乾燥シーズン、冬が訪れます。さらに髪が傷まないよう秋のうちにしっかりとダメージをケアして、ツヤツヤの美髪を手にいれましょう!