秋も深まり、空気は乾燥注意報!これから冬にかけて手荒れも気になる季節です。仕事中や食事中、ふとした瞬間に異性からも意外と見られている手元。しっかりケアしてますか?
実は顔よりも年齢が出やすいと言われる手。あるインターネット調査によると、20代から40代の女性300人中6割以上が「自分の手に年を感じる」と回答しています。
それもそのはず、厚さは違えど手も顔と同じ皮膚!しっかりスキンケアとメイクでカバーしている顔に比べたら“すっぴん”状態の手元には年齢が出やすいのです。手年齢が実際より老けていたら折角のネイルもアクセサリーもちょっと残念…正しくケアしてつるすべ手肌を手に入れましょう!
手荒れの原因
乾燥や刺激で皮膚のバリア機能が低下し、ダメージを受けやすい状態になるのが手荒れ。空気の乾燥はもちろん、家事で皮脂が失われたり、仕事中にパソコンのキーボードを打ったり書類を扱ったりするだけでも皮膚表面を刺激しダメージを与えています。
さらに、殺菌力の高いせっけんや除菌剤によって皮膚表面の必要な皮脂まで奪ってしまうので、ウィルス予防のための手洗いや除菌がますます手荒れを招く結果になってしまうのです。
デパートの入り口や化粧室などでよく見かけるアルコール入りの除菌剤も揮発性!使用後にお肌の水分も奪ってしまうので要注意です。
冷たい水は指先の血行不良を招き、高温では皮膚表面の皮脂を奪って乾燥の原因になるので、手を洗う時にはぬるま湯で洗うのがベスト。乾燥を防ぐため、洗った後は水分をよく拭き取ること!そして洗った後にはすぐに保湿を徹底してくださいね。
ハンドクリームの選び方
100種類以上もあるというハンドクリーム市場ですが、これを大きく分類するとビタミン系・保湿系・尿素系の3種類に分けられます。
- ビタミン系・・・皮膚の保護成分のビタミンB・血行促進成分のビタミンE・うるおい、美白成分のビタミンCなどを配合した薬用ハンドクリーム。
➡水分・油分を補給し保湿のはたらきもあるので、乾燥によるカサつきに効果的。特にビタミンE配合のクリームには血行を促進してくれるので冷え対策にもなり、これからの季節にオススメ! - 保湿系・・・・・シアバターや植物性オイルなど、天然保護成分を配合した保湿クリーム。
➡特に乾燥が気になる箇所に。カサつきや粉ふき肌に効果的。継続して使うことが大切! - 尿素系・・・・・角質溶解作用のある尿素を配合した角質除去用クリーム。
➡手・指・かかと・ひじ・ひざなどの皮膚が角化してかたくなってしまった箇所に効果的。角質が柔らかくなってきたらビタミン系クリームに変えるのがオススメ!
ハンドクリームの効果的な使い方
人差し指の第一関節までたっぷりクリームを取り、両手に塗りましょう。気になる部分には重ねづけ!かかとに使う場合には人差し指の第二関節部分までたっぷり使いましょう。
ハンドクリームは柔らかくしてから使うとよくなじむので、手のひらで温めてから塗ると効果的。血行を改善してくれるビタミン系ハンドクリームを使用する際には、塗ったあとにマッサージするとハンドクリームの効果をより高めて冷え予防にもなるのでオススメです!
特に就寝前のケアが効果的。ハンドクリームの上から手袋をして眠るのは皆さんもよくご存知のケア法ですよね♪寝ている間に集中ケアができるので、起きた時に効果を実感できるはず。
もう一つとっておきのケア方法がこちら♪
化粧水を精製水(又はミネラルウォーター)と1:1の割合で薄めたものをスプレーボトルに入れて持ち歩き、1日に何度も手の甲にシュシュッとスプレー!その上からハンドクリームで保湿すると、手のひらの小じわが目立たずふっくらつやつやの手元になっちゃいます!
化粧水は惜しげなく使えるプチプラのもので十分です♪これは「手タレ」と呼ばれるパーツモデルさんも実践しているハンドケア法。スキンケアは手も顔と同じ!化粧水で水分補給してからクリームで保湿してバリアすることが大切なのです。
いかがでしたか?ハンドケアは継続が命!手を洗ったら保湿。乾燥してきたらシュシュッとスプレー!を忘れずマメに続けることで、気になる手年齢が驚くほど若返るのを実感できるはず。しっかりケアして、老けて見えないつるすべ手肌を手に入れましょう!!