【朝の恋愛小説:やっぱり朝は二度寝が好き 】 Vol.33 初めてのバーで

 

【朝の恋愛小説】 Vol.33 初めてのバーで

心を揺さぶられ続けてちょっと疲れていた。

学生の頃、1人でバーにいけるような格好いい女性になりたいって思っていたけど、結局一度も行かぬまま、28歳になった。

それは、必要がなかったからだ。

今日は、初めてバーに来た。正真正銘、寂しさを癒しに。

本当に独り身の時は、それほど寂しくない。

求めてくれる人がいる。なのに、自分の気持ちが分からない。

大好きな友達がいる。なのに、本音は話せない。

誰にも自分の気持ちを打ち明けられないとき、本当に寂しいのだと知った。

「ジントニック」

カウンターに座りしなに言い放った。

この間見た映画で、ひたすら出てきたから知っていただけ。こういう場では、フリだって見破られそうだ。

「ぼくも、ジントニックで」

隣にいたのは・・・

どうして、ここにいるの?

(この小説は、毎日更新です。続きはまた明日!)

 

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物語の登場人物

立川萌乃(もえの) 28歳

静岡出身。銀行の一般職。趣味で、フラワーアレンジメントをならう。早起きできる朝美人に憧れている。

新城雪乃(ゆきの) 28歳

萌乃と同じ高校時代からの友人。なんでも出来る格好いい人物として萌乃からは頼りにされている。

藤井倫太郎(りんたろう)28歳

萌乃、雪乃と同じ高校のサッカー部出身で東京の大学へ進み、留学。外資系投資銀行につとめるいわゆるエリート。

木村ことみ 28歳

萌乃の同期で、同じ支店にずっと勤めている。常識人であり現実主義者。

柳原誠士(せいじ)28歳

萌乃とことみの同期入社である、総合職の銀行マン。

近藤裕太(ゆうた)24歳

萌乃がフラワーアレンジメントの教室の隣にあるパーソナルトレーニングスタジオのトレーナー。

 

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Nice to meet you!

朝の小説シリーズ

毎朝読みたい小説シリーズ「やっぱり朝は、二度寝が好き。(完)」「シンデレラの朝ごはん(完)」
Written by

石垣モンブラン

幼少期から創作好きで、3歳児で替え歌発表(笑)、小学時代に学習発表会の脚本、絵本を制作、中学から新体操やダンスの振付をはじめる。現在は、小中学生のミュージカル劇団「リトル・ミュージカル」主宰。台詞をこどもたち全員で創るという他にはないミュージカルの脚本原案、作詞作曲、振付を担当。だけど大人の恋愛模様が大好き。ライトノベルや映像脚本も執筆し続ける。

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