9月は、朝晩の寒暖差や日照時間の短縮、台風による気圧変動が重なりやすく、自律神経がゆらぎやすい時期。夏の疲れも抜け切らず、「眠りが浅い」「なんとなく不安」「やる気が出ない」…そんなサインが出やすくなります。
だからこそ、朝の数分で“心の姿勢”を整えることが大切です。
そこで今回は、この季節に始めたい「メンタルを整える」簡単習慣を3つピックアップ。すぐ始められて、続けやすい…そんな“朝のスイッチ”をご紹介します♪
【1】朝いちの「歯みがき」で、腸も気分もリセット
腸の調子が崩れると、自律神経や腸で作られるセロトニンのバランスにも影響して、気分がゆらぎやすくなることも。
だからこそ、“腸をいたわる=心をいたわる”のつもりで、朝のケアをプラスしましょう。
美容ライター・神野はなさんは、「起きたらまず歯みがき」を朝のルーティンに取り入れています。

寝ている間は唾液が減って口内が乾き、細菌が増えやすい状態に。起き抜けに飲食すると、その細菌まで一緒に飲み込み、腸内環境の乱れにつながってしまいます。
だからこそ、朝いちで口内をクリアにすることが大切。うがいだけでもOKですが、できればサッと丁寧にブラッシングをするのがおすすめ。
口がさっぱりすると目も覚めて、気分も軽くスタートできます。バタバタする日でもこの1アクションを積み重ねれば、心と体のコンディションがぐっと底上げされますよ。
(参考:朝起きたらすぐコレやって!「腸もメンタルも整う」3つの習慣)
【2】残暑のだるさをオフ!窓を開けて「4-8呼吸」で自律神経チューニング
美習慣コーチ®・長谷川千尋さんによると、夏の終わり〜秋のはじめは気温・湿度・日照の変化で自律神経が乱れやすい時期。
「朝起きても重だるい」「眠りが浅い」と感じたら、起床後の“深呼吸リセット”が有効です。

手順はとってもシンプル。
- (1)窓を開けて新鮮な空気を吸う
- (2)背筋を伸ばして鼻から4秒吸う
- (3)口から8秒でゆっくり吐く
これを3回。心拍が落ち着き、頭もクリアに整います。長谷川さんはジョギング前に取り入れ、走り出しが軽くなるのを実感しているそう。
場所も道具もいらないのに、気分の波をニュートラルへチューニングすることができます。季節の変わり目こそ、まずは1分の呼吸から。続けやすさが何よりの味方ですね!
(参考:残暑のだるさをリセット♪自律神経を整える「朝の簡単習慣」3つ)
【3】「朝のウォーキング」で腸×メンタルにWアプローチ!
神野さんがすすめるのは、「朝のウォーキング」。一定のリズムで歩くことで副交感神経が働き、肩の力がふっと抜けてメンタルも安定。朝に歩けば体内時計が整い、生活リズムもキープしやすくなります。
さらに、全身の血行が上がって腸のぜん動が活発になり、便通の改善が期待できます。

ウォーキングのポイントは4つ。
- (1)出発前にコップ1杯の水を飲んで、脱水予防&腸をやさしく刺激。
- (2)起床後1時間以内に、15〜30分を目安に無理なく歩く。
- (3)お気に入りのウェアやシューズで気分を上げる。
- (4)日焼け止めや帽子でUV対策を忘れない。
20分を超えると有酸素運動になり、脂肪燃焼にもプラスと言われますが、いちばん大事なのは“毎朝続けられる手軽さ”。
澄んだ空気を吸いながら、会話できるペースでゆるっと歩く…そんな心地よい習慣が、1日の土台を静かに整えてくれますよ♪
(参考:腸にもメンタルにも!「朝のウォーキング」に期待できる効果3つ)

メンタルは食事で作られる!理想の自分になるための食事ケア3つ
おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。食事は体の健康やボディラインだけでなく、心の状態(メンタル)とも大きな関わりがあります。
今回は、食事を通して、体も心も…
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手軽に続けやすい「メンタルを整える」習慣をご紹介しました。
コツコツと続けたいところですが、できない日があっても気にしすぎないことも大切です。ぜひ気になるものから試してみてくださいね♪

