おはようございます。美習慣コーチ®の長谷川千尋です。
残暑の暑さに体がだるい、やる気が出ない…そんな時こそ朝の習慣がカギ。
自律神経を整えることで、心も体もスッキリ軽やかに動き出せます。
夏の終わりから秋のはじめにかけては、気温や湿度、日照時間が大きく変化する時期。
「朝起きてもなんとなく体が重い」
「夜の眠りが浅い気がする」
「気持ちが不安定になりやすい」
そんな感覚を覚える方も多いのではないでしょうか。
これは特別なことではなく、この時期ならではの自然な反応。だからこそ、自律神経を意識した朝の習慣で、心と身体をやさしく整えることが大切です。
今回は、季節の変わり目に大切にしたい美習慣をご紹介します。
残暑のだるさをリセット♪自律神経を整える「朝の簡単習慣」3つ

【1】呼吸を整える。朝の深呼吸で心をリセット
朝は自律神経を整えるゴールデンタイム。特におすすめなのが「深呼吸」です。
(1)窓を開け、新鮮な空気を吸い込む
(2)背筋を伸ばして鼻から4秒かけて息を吸う
(3)口から8秒かけてゆっくり吐き出す
これを3回繰り返すだけで、心拍数が落ち着き、頭もクリアに。
私はジョギングの前に取り入れていますが、それだけで走り出すリズムも気持ちも軽やかになります。
「朝に深呼吸をするだけで気分が落ち着いた」という声も多く、忙しい日々の中で心をニュートラルに戻す簡単な方法です。
【2】水分とリズムを整える。冷たい飲み物のとり過ぎに注意
まだ暑さが残るこの時期、つい冷たい飲み物をがぶ飲みしてしまうもの。ですが、実はこれが内臓を冷やし、自律神経を乱す原因になります。
大切なのは「水分の質とタイミング」を意識すること。
おすすめは、常温の水や麦茶をこまめに飲むこと。特に朝いちばんに冷たいドリンクではなく、体にやさしい常温の水分を与えると、消化器官もスムーズに動き出します。
さらに、飲むタイミングを決めておくとリズムが安定します。
「起床後・午前中・昼食時・午後・就寝前」など、少しずつこまめに水分を摂ることで、体調がぐっと整いやすくなります。
「冷たいものは控えめに、常温を味方に」。これだけで、夏の疲れを引きずらずに秋を迎える準備が整います。
【3】睡眠リズムを整える。朝日とセロトニンで快眠&メンタル安定
夏の間についつい夜更かしをしてしまった方も多いのではないでしょうか。リズムが乱れたまま秋を迎えると、「寝つきが悪い」「疲れが取れない」といった不調につながります。
そこで意識したいのが「朝日を浴びる」こと。
朝の光は体内時計をリセットするだけでなく、セロトニンの分泌を促し、精神を安定させる効果があります。セロトニンは夜になると睡眠ホルモンの「メラトニン」に変化し、自然な眠気を導いてくれるのです。
つまり、朝日を浴びることは「日中の心の安定」と「夜の快眠」を同時に叶えてくれる習慣。起きたらすぐにカーテンを開け、ベランダで伸びをするだけでも十分です。曇り空でも効果はあります。
自分にやさしい朝で、秋を軽やかに。

まとめると、
- 深呼吸で心と自律神経をリセット
- 水分の質とタイミングを整えて、夏疲れを回復
- 朝日を浴びてセロトニンを促し、快眠と心の安定へ
どれも数分でできる、シンプルな美習慣です。
季節の変わり目は、自分に厳しくするより“やさしく整える”ことが大切。
朝のちょっとした工夫が、秋を心地よく迎える力になります。
今日からぜひ、できることをひとつだけ取り入れてみてくださいね。

