フライパン1つで簡単!冷え対策に◎「鶏肉と菜の花炒め」

 

おはようございます。野菜料理家やのくにこです。

今日は、体を温める効果のある鶏肉を使った料理をご紹介します。

食べ物によって手足の冷えの改善効果があるって知っていますか?

食材には、体の熱を冷ます『涼性』、温める『熱性』『温性』、どちらにも属さない『平性』があります。鶏肉はたんぱく質が豊富で、体を温める「温性」の食材です。手足の冷え対策に、ぜひ取り入れてみてください。

鶏肉と合わせるのは、少しずつ出回り始めた春野菜。苦みのある菜の花は体にたまった毒素を外に出してくれるとも言われています。

今回はそんな菜の花と鶏肉を使った、カラフルなおかずをご紹介します。

フライパン1つで簡単!温活おかず「鶏肉と菜の花炒め」

温活おかず♪「菜の花と鶏肉炒め」

材料(4人分)

  • 鶏もも肉…300g
  • 玉ねぎ…100g
  • 菜の花…200g
  • 卵…2個
  • A(きび砂糖・甘酒・牛乳…各小さじ2)
  • B(醤油・酒…各大さじ1、甘酒…大さじ2)
  • ごま油…大さじ1
  • 白いりごま…小さじ1

作り方

【1】鶏もも肉は12等分に切る。菜の花は5cm程度、玉ねぎは薄切り、卵は溶いてAを加え混ぜる。Bも混ぜておく。

【2】フライパンに半分程度水を入れ沸かして、菜の花を1分茹でてザルにあげておく。

【3】フライパンを中火で熱し、ごま油小さじ1を加えて卵液を流し込み、ゆっくり混ぜて半熟になったら取り出す。

【4】同じフライパンにごま油小さじ2を加えて、片側に鶏肉の皮を下にして並べ、片側に玉ねぎを置いて炒める。鶏肉の皮に焼き目がついたら返す。弱火にして蓋をして2分蒸し焼きにして鶏肉に火を通す。

【5】菜の花とBを(4)に加え混ぜ合わせる。水分が無くなってきたら卵を戻して軽く混ぜる。

  • 甘酒がない場合は本みりんで代用してください。甘酒にはビタミンB1・B2・B6・ナイアシンなど、たんぱく質の合成や脂質の代謝を促進する働きがあります。
  • お弁当のおかずにもおすすめ。朝から少し手間に感じるかもしれませんが、1日の体調が良くなると思えば作る価値は十分あります!食材だけ前の日の夜に切って冷蔵庫で保管すると作りやすいですよ。

***

体調は食べるもので大きく変わります。冷え性の方はもしかしたら、体が冷えるものばかり食べているのかもしれません。

たんぱく質を多く含む食材は体を温めるので、朝ごはんに豆腐や油揚げ入りのお味噌汁やメザシやシシャモなどお魚料理もおすすめです。

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*この公式ブログは<毎週火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!

 

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からだにやさしい朝ごはんレシピ

料理家 やのくにこさんによる、野菜たっぷりの美味しい朝ごはんや休日ブランチ♪
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野菜料理家 やのくにこ

野菜不足解消の料理教室やテレビ、ラジオ、新聞、雑誌等で農家さんを取材し「食べて農家応援」の活動をしています。6次産業化プランナー(愛媛県)、地域活性化伝道師(内閣府)。

お腹がすいて目覚める朝は、自分の身体が健康だなと確認するバロメーターです。毎日を心地よくたくましく過ごすために、野菜たっぷりの美味しい朝ごはんやお休みの日のブランチをお伝えします。

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