おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
冬野菜の長ネギはどんな料理でも美味しく仕上げる名わき役。生で食べるときの辛みや、グリルでそのまま焼いた時の何とも言えないコクのある甘みは、長ネギの魅力です。実はネギはご馳走なのです。
ネギは成長とともに土をかぶせ太く白いところを育てていく、「長ネギ(白ネギ)」と、細く緑色の部分が枝分かれした「葉ネギ(青ネギ)」があります。
(写真は長ネギ(白ネギ))
奈良時代から食べられていたと言われる長ネギは、ビタミンCや抗酸化作用、βカロテン、カルシウム、硫化アリルが含まれていて、古くから体調を調え、疲労回復や風邪予防の食材として親しまれていました。
今回は「長ネギ」を使った朝ごはんにもぴったりの常備菜をご紹介します。
お箸が止まらない!白米と相性抜群「長ネギの鶏肉みそ」
材料(作りやすい分量)
- 長ネギ 1本(100g)
- 鶏ひき肉 150g
- (A)酒、味噌、きび砂糖 各大さじ1
- (A)醤油、すりおろし生姜 各小さじ1
- 塩 少々
- 七味唐辛子 少々
- ごま油 小さじ1
作り方
【1】長ネギは縦に2本切込みを入れ、小口切りにして、みじん切りにする。
【2】小鍋にごま油を入れて(1)を加え、塩と七味唐辛子を入れ中火で1分炒める。
【3】鶏ひき肉を入れ1分炒め、色が変わったらAを加え1分混ぜる。
*辛いのが苦手な方は七味唐辛子は無くてもOKです。
*豚ひき肉や合いびき肉でも作れます。
*常備菜にして朝ご飯にのせたり、茹でたうどんと混ぜたり、レタスで巻いて食べたり、野菜を炒めて調味料代わりに使ったりと色々楽しめます。
*冷蔵庫で5日保存できます。
長ネギだけなのに絶品!「長ネギのグリル」
「冷蔵庫に何もない。あ、長ネギが1本あった!」そんな時でも一品が作れます。
材料
- 長ネギ 1本
- だし醤油 少々
作り方
【1】長ネギは洗って、グリルに入る長さに切り、グリルで15分焼く。
②外側が真っ黒に焼けたら、焼けたところをはがして、食べやすい大きさに切る。
【3】皿に盛りつけ、だし醤油をさっとかける。
*ちょっとした体調不良なら治るかもしれないほど、栄養満点の長ネギは朝ごはんにぴったり。
*甘身味が引き立って、長ネギと思えないほどの美味しさ。ペロリと1本食べきってしまいますよ。
◆冬にぴったりの温まる長ネギのその他のレシピはこちらから↓
「長ネギとカリフラワーのグラタン」
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12716974136.html
「長ネギとブロッコリーの焼きめし」
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12837568414.html

風邪のひきはじめにこの1杯。長ネギのシンプルポタージュ
ねぎは冬の野菜の定番で、強い殺菌効果を持つため風邪予防に最適。冷えた体を温め、疲労回復に効果のあるのでこの時期特にとりたいですね。
次回は「手足を温める鶏肉料理」をご紹介します。
*この公式ブログは<毎週火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!