おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
みなさんは、毎日朝ごはんを食べていますか?時間が無くてなかなか食べられなかったり、食べたくてもおかずが無かったり。お弁当を作ろうとして、あと1品何か足りなかったり…今日は、そんな時に活用できる2品をご紹介します。
ごはんのお供にもなる上に、調味料としても活用できる優れものです。
やみつきになる、ごはんのお供!「ピーマン味噌」
まず1つ目は「ピーマン味噌」。味噌は使わないのに見た目が味噌っぽい一品です。
味噌は米麹を使いますが、今回は大豆と麹ではなく、ピーマンと麹で作ります。発酵はさせずに、煮込んで作れる、やみつきの1品です。
材料(作りやすい分量)
- ピーマン 300g
- 米糀 100g
- 醤油 200ml
- きび砂糖 100g
- 本みりん 100ml
- 一味唐辛子 少々
作り方
1) 蓋が出来る容器に米糀と醤油を加え、一晩置く。
2) ピーマンを細かくみじん切りにする。(ピーマンのヘタだけ取って種とワタは加えてOK)
3) フライパンに(1)と、きび砂糖とみりん、一味唐辛子を入れ混ぜながら中火で煮詰めていく。(ぐつぐ沸いてから、5分~10分くらい)
※ピーマンの緑が消えると少しとろみがついてきます。(冷めるととろみが強くなるので、少しさらさらでもOKです)
4) 粗熱を取って冷蔵庫で保管する。(冷蔵庫で3か月保存できます)
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炊き立てのごはんに載せて食べたり、おむすびの具にしてもおいしいですよ。
万能調味料にもなるので、炒めた肉に加えて混ぜたり、野菜炒めや冷ややっこの上に載せたり、パンに塗ってチーズを載せて焼いたりしても楽しめます。
手軽に作れる自家製!「なめたけ」
次は手軽に作れる「なめたけ」です。瓶詰めを買わなくても、スーパーで80円程度で売られている「えのきだけ」を買えば、3分で美味しいご飯の生ふりかけ、ごはんのお供が出来上がります。
市販品は3㎝くらいに細かく切られている場合が多いのですが、今回は箸でつかみやすいよう、長めに切っています。お好みの長さで作ってくださいね。
材料(作りやすい分量)
- えのきだけ 200g(※スーパーで売られている1袋を量ると、100g表示でも150g~200g入っていることがあります)
- (A)醤油 大さじ1
- (A)本みりん 大さじ1
作り方
1) えのきだけの根元を1cm切って、長さを半分に切ってたっぷりの水をボウルに入れ洗う(根元におがくずがついている場合があるので、しっかり落とす)
ザルで水を切って小鍋に入れる。
2) (A)を(1)に入れ中火で加熱し、ふつふつ沸いてきたら火を弱め3分加熱する。
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水分は全部えのきの水分なので水は一切加えません。旨味たっぷりのだしにもなるスープが出てきます。
わずか3分で完成の、おいしいしい生ふりかけにもなる、ごはんのお供。炊き立てのごはんに載せたり、残った水分に水を加え再び沸かして溶き卵を加え「ときたま汁」にしたり、おいしく楽しめます。
茶わん蒸しのだしに使ったり、味噌汁に加えたり、旨味が詰まった水分も捨てずに活用しましょう。
その他のご飯の生ふりかけ、ご飯のお供はこちらも活用してくださいね↓
「大根の葉のふりかけ」 https://www.recipe-blog.jp/profile/33883/blog/19576250
「カブの葉としらすのふりかけ」 https://www.recipe-blog.jp/profile/33883/blog/19805464
次回は「朝ごはんの定番 鮭のおいしい食べ方」をご紹介します。
☆この公式ブログは<毎週土曜日>に更新します。次回もお楽しみに!