おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
献立の主役になることが多い食材といえば、お肉とお魚。どちらかというとお魚はお肉より少し高めだったり、料理が難しい印象があったり、1切だけでは買いにくかったりして、お肉に比べて敬遠しがち。という方も多いかもしれません。
けれど、お魚料理ができるようになると、献立のレパートリーがぐっと広がりますよね。そこで今日は、手軽に扱える「切り身」を活用した、朝ごはんでも楽しめるおいしい調理法をご紹介します。
それは、お魚の「味噌漬け」。お魚の味噌漬けはお店でも売られていますが、1切500円以上するなど、少しお高め。けれど、ぶりなどの切り身と味噌を使っておうちで作ると、とても手軽においしい味噌漬けが出来上がりますよ。
切り身と味噌で簡単!「ぶりの味噌漬け」
材料(1人分)
- ぶりの切り身 1切
- 味噌 大さじ1
- 本みりん 大さじ1
作り方
1) ラップを切り身の5倍程度に広げ、味噌を置いて本みりんを注ぎ、スプーンで混ぜる。
2) その上にぶりの切り身をのせ、味噌とみりんを混ぜたものをぶりの上にも塗る。そのままラップで包み、ポリ袋に入れる。
3) 冷蔵庫に入れて1日~7日程度置けば完成。
4) 調理するときは、味噌をさっと洗い流してキッチンペーパーで水気を切り、魚焼きグリル中火で7分程度焼く。
ポイント
- お魚の味噌漬けは、漬けた翌日以降調理できます。
- 味噌をつけたまま焼くと焦げやすいので、焼く前に必ず、ふき取るか、水でさっと流してから焼きましょう。
- ボウルの中で味噌と本みりんを混ぜてから魚に塗りつけてもよいのですが、洗い物が増えるので、ラップだけでやる方法がおすすめです。
- 味付けしながら保存できるので、切り身を買ったらすぐに味噌漬けにすると、長持ちします。
- お魚はぶりのほかに、鰆や鯛や鮭などもおいしく仕上がります。お好みのお魚で作ってみてください。
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本来、魚の味噌漬けは味噌床を作り、さらしを敷いて魚を置き、さらしをかぶせてさらに味噌を重ねていきます。ただ、その作り方の場合は捨てる味噌が増えるので、手軽に味噌が少量で漬けられるこの方法を考え出しました。
おいしいお魚の朝ごはんもたまにはいいですよ。遅く起きた朝にブランチに、旅館みたいな朝ごはん作ってみませんか?
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次回は、暑い夏でもさっぱり食べられる、宮崎の郷土料理「冷や汁」の作り方をご紹介します。
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