おはようございます! 手帳と暮らしのライター・おおやまはじめです。
この連載では朝の手帳タイムを通して、心を照らすヒントをお届けいたします。
今回は「今年を締めくくる3つの振り返り」をご紹介します。
今年も残すところ10日ほどとなりました。クリスマスを過ぎるとあっという間に年末、仕事納めでようやく一息という方も多いと思います。
そんな年末の落ち着いた時間に、新年へ向けて今年の振り返りをしてみてはいかがでしょうか。
簡単!3つの振り返り
【1】今年のトピックス
1年を振り返ってみると、良かったこともあれば、「やってしまったな」と額を押さえたくなる出来事もあったかもしれません。
人は良かったことよりも、ネガティブなものごとをクローズアップして見てしまいがちです。
ここはせっかく頑張ってきた自分を労いたいもの。良かったことだけをリストアップして、振り返ってみましょう。
たくさんあるに越したことはありませんが、2~3個でも構いません。それだけ印象に残っている証拠です。
【2】手放したいこと
大掃除で、ちょうど片づけの真っ最中という方もいるのではないでしょうか。
暮らしに定着しつつある「手放す」という行為は、ものだけでなく心のくせや習慣、人間関係にまで及びます。
年末は手放したいことを考える絶好の機会。心構えとしては、「よりよくなるために手放す」のがポイントです。
例えば悪習慣を「手放さないと」と捉えてしまうと、やめられなかった際に自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。
ですが「手放してラクになる、よりよい暮らしになる」未来をイメージすると、心持ちが変わってくるはずです。
【3】感謝したいこと
1年を通して、感謝したいことは何でしょうか。もしなかなか思いつかない方は、「当たり前」のことにこそ感謝してみましょう。
私は個人的に、「当たり前」の反対語は「ありがとう」だと考えています。
「ありがとう」の語源は、仏教に由来する「有り難い」といわれています。
朝が来ること、おはようを言える相手がいること、温かいごはんが食べられること……。普段当たり前と思っていることを深く突き詰めると、どれもありがたいことなのです。
もちろん、振り返るのは心から感謝したいことだけで構いません。感謝で締めくくると、自然と温かい気持ちになれることでしょう。
まとめ
今回は「今年を締めくくる3つの振り返り」をご紹介しました。
いつもよりゆったりした朝、あるいは帰省先、旅行先……。年末は普段と異なる、特別な時間が流れます。
手帳とともに1年を振り返るひとときは、気持ち新たに新年を迎える心の大掃除なのかもしれません。
今年は本連載をお読みいただき、ありがとうございました。良いお年をお迎えください!
手帳で1年を振り返ろう!より良い新年を迎えるための3ステップ
年が切り替わる時期に少しだけ時間をとってやっていただきたいのが、今年の振り返りです。ただしこれは、ダメ出しではありませんよ!その内容とメリットを早速お伝えしていきます。
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