おはようございます!手帳と暮らしのライター・おおやまはじめです。
この連載では、朝の手帳タイムを通して、心を照らすヒントをお届けしています。
今回は「自分時間を取り戻す手帳術」をご紹介します。
8月になると、お盆休みに気持ちが向く方も多いのではないでしょうか。
楽しいイベントが多い一方で、予定が重なったり、お子さんが夏休みだったりと、「休みなのに休めていない」と感じることもあるかもしれません。
そんなときは、手帳を“自分時間を取り戻すスイッチ”として活用するのがおすすめです。
「自分時間」を確保するのは自分

お盆休みは何かと予定が入りやすいため、前もってスケジュールを把握し、自発的に時間を確保することが大切です。
- 朝を「自分時間」に充てる
- 家族に相談して協力してもらう
- 余裕があれば半日〜数日を丸ごと使う
無理のない範囲で時間が取れたら、手帳に書き込んだり、リマインダー機能を活用したりして「予約」しておくと、より自分だけの時間として大切に扱えます。
好きな飲み物を用意する、音楽を聴くといった好みの環境づくりもポイントです。
今の気持ちを受け止める「セルフ・コンパッション」

休みに関係なくやることがたくさんあり、自分時間の捻出が難しい方もいると思います。
そんなときにおすすめなのが、「セルフ・コンパッション」です。
セルフ・コンパッションとは、自分に思いやりを向ける行為のこと。
手帳やノートを開いて、日頃の頑張りをねぎらったり、休むことを許したりするなど、自分に対して慈しみの言葉を書くだけでも今の気持ちを受け止め、心がほどけます。
ほかにもいろいろな方法があるので、自分に合った取り入れやすいものを探してみてください。
「ご自愛プラン」を立てて心身ともにリセット

この機会に、休みだからこそできる「ご自愛プラン」を立てて心身をリセットするのもおすすめです。
ご自愛の内容は人それぞれ。たとえば、
- 朝シャワーを浴びるときにハッカ油を垂らす
- 気になっていた映画を観て、どっぷり浸る
など、心が満たされる行動を手帳にリスト化し、休み中に実践してみてください。
リスト作りに可愛い文具を用いると、プランを練る時間からわくわくしてごきげんになれること間違いなしです。
まとめ
今回は、「自分時間を取り戻す手帳術」をご紹介しました。
自分時間は、日々の雑多な物事や周囲のノイズから距離を置き、目まぐるしい現代で自分を見つめ直す欠かせないひとときです。
手帳を開いたら、まずは「このお盆に過ごしたい自分時間」をひとつ書き出してみませんか?
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◎手帳と文房具のWebマガジン「テラス手帖」
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