おはようございます! 手帳と暮らしのライター・おおやまはじめです。
この連載では朝の手帳タイムを通して、心を照らすヒントをお届けいたします。
今回は「小さな『書く』朝習慣」をご紹介します。
朝に短時間でも余裕が持てると、一日の良いスタートが切れる方も多いのではないでしょうか。
そのためには、自分の状態を知っておくことが肝要です。
そこでおすすめしたいのが、数分間でも「書く」習慣を持つことです。
書くことは、自分の望みを知ること

朝に限らず、すきま時間ができるとついスマホに手が伸びるのは、もはや現代人の性といえます。
しかし、スマホと仲良くなるほど自分と疎遠になる気がするのは、私だけではないはずです。
書くという行為は、発信を受け取るのではなく、自主的に考える行動です。
揺れがちな心の焦点を自分に定め、何を考えているのか、どうしたいのかを知ることといえます。
書く内容に迷う場合はお題を決めておく

とはいえ、いざペンを持つと書く内容に迷う方もいると思います。その場合は、朝書きたいお題を事前に集めておくとスムーズです。
お題例
- 今どんな気持ち?
- 理想の朝時間の過ごし方は?
- 最近上手くいかないことと対処法は?
日頃からふと気になったこと、考えたいことをメモするか、調べておきましょう。
習慣化のコツは?

書くことを習慣にするためには、以下のようなコツが挙げられます。
【1】 「AをしたらBをする」ように、行動をセットにする
【2】 習慣化するまではハードルを下げる(例:3日間3分だけ書く)
【3】気軽に使えて気分が上がる手帳や文具を使う
特に【1】は「if-then」ルールと言われており、習慣化において多く言及される方法です。
朝起きて白湯を飲む時に、お気に入りの手帳やノートを開き、今の気分を一言だけ書く。これを続けるだけでも習慣になります。
まとめ
今回は「小さな『書く』朝習慣」をご紹介しました。
溢れる情報やSNS、AIにより、心の底にある本音が埋もれてしまう現代において、「書く」習慣は本当の自分の思いを知り、取り戻すための大切な時間といえます。
朝の数分でも、手帳やノートに書き記した気持ちが、ある日暮らしを照らすきっかけになるかもしれません。
ぜひ書くことを通して、自分の本音に心を傾けてみてください。
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朝5分で一日がポジティブに変わる!「手帳に書くといいこと」3つ
朝は一日の行動が始まる大切な時間。手帳を書くのにうってつけといえます。これから挙げる3つの項目を書き留めておくだけで、朝の意識と一日の行動は確実に変わってくるでしょう。
★本公式ブログは今回が最終回となります。たくさんの手帳の活用アイデアを届けてくれた、手帳と暮らしのライター・おおやまはじめさん、本当にありがとうございました!

