「アイデア満載!真似したくなるポジティブ手帳術」に続き、朝時間.jp主催の朝会イベント「Good Morning 朝美人の会」で、参加者のみなさんから教えてもらった手帳の使い方のコツとアイデアを10個ご紹介します!
もう2月になりましたが、まだまだ遅くありません。「私もやってみたい!」と思ったらぜひ真似してみてくださいね。
使い方のコツ・アイデア10選
1冊派 or 複数使い分け派
プライベートと仕事、スケジュールも日記もメモも、1冊の手帳で管理する「1冊派」と、プライベート用、仕事用、日記、スケジュール、テーマ別ノート、買い物リスト…など、何冊ものノートを使い分けている「複数派」が。
1冊派のメリットとしては「それだけ見ておけばモレがない」「バッグにしまいやすい」、複数派のメリットとしては「プライベートと仕事、分けて管理できる」「たくさん書ける」「気分によって使い分けができる」などなど。皆さん、なんとなく選んだり使い続けるのではなく、「自分にはどんな手帳が合うか?どんな方法がベストか?」をつねに意識しながら、それぞれのライフスタイルや性格にあわせて、選ばれているのだなぁと感じました。
自分にはどのスタイルがよいかわからない、という方は、気になる手帳を自分なりの方法でしばらく使ってみて、手帳の種類や冊数、管理方法など、振り返りながら改善していくとよいのかもしれませんね。
文字の色分け
参加者のEさんは、仕事は黒、プライベートの大切な用事は赤、買い物は緑…というように、書く内容ごとに、4色ボールペンや複数のカラーペンで、色分けをしているそう。色で分けて記録していると、視覚的にわかりやすいので、項目を探しやすかったり、または、1週間のスケジュールをみたときに「今週は赤(=プライベートの用事)が少ないな…」など、全体のバランスをみたり、モレに気づくことができやすいとか。
ペンケースにいろいろな色のお気に入りのペンを入れていたり、カラフルな手帳を見ればモチベーションがアップする!という方もいらっしゃいましたよ。色ペンがあると、外出先でもメッセージカードなどがささっとかわいく書けて、便利ですね♪
英単語は青で書く!?
英語の勉強もされているAさんは、英単語や英文などを書くときは、必ず「青字」のペンを使って書くそう。青ペンで書くと、記憶に残りやすく、英単語などの暗記に向くと言われているそうです!
英単語以外にも、覚えたいことがある場合は、青ペンが効果的かも!?しれませんよ。
ふせん活用その1(英単語、to do)
Aさん、Dさんはじめ、貼ってはがせる便利な「ふせん」紙を、うまく使いこなしている方が多かったです。例えばFさんは、英単語の勉強にふせん紙を利用。表に英単語、裏に意味を書いておき、覚えたものからどんどんはがしていくそう。そうすると、覚えていないものだけが残るので、よく目が届いて覚えやすくなるし、効率的だそうです。
また、「済んだらはがせる」という特徴を活かし、仕事のto doをふせん紙に書いてスケジュール帳に貼っておき、片付いたらどんどんはがすという使い方をしている方も。残務が明快になって仕事のモレがなくなったり、また、優先順位ごとに並べ替えがしやすいのも、便利ですね。to doをふせんにまとめることで、スケジュール帳に「書く余白」が残るので、振り返りや日記、メモなど、ずっと残したいことだけを書けるというメリットも◎
ふせん活用その2(「◯◯持った?」)
京都が好きなDさんの、とってもかわいいふせんの使い方!
例えば、初対面の方とのミーティングで「名刺」を忘れずに持っておきたいとき。ふせん紙にメモして、出かける前に目につくところに貼っておく、なんていう使い方をすること、ありまよね。
そんなとき、Dさんは「名刺」と書くのではなく「名刺 持った?」と、問いかけ形式で書くことが多いそう!「単語だけだと、何をしなくちゃいけなかったのか忘れがちだから…」とのことでしたが、そういう書き方をすると、過去の自分と会話しているような、ちょっとハッピーな気持ちになれそうな気がしませんか?
筆ペンで、縦書き
Dさんは、他にもユニークなノートの使い方を教えてくれました。それが「筆ペンで縦書き」。
内容にもよるけれど、横書きと違って、縦に書くだけで、気分がガラッと変わるとのこと。Dさんは感謝の気持ちを綴る「感謝ノート」を縦書きにしているようです。
筆ペンはなんとなく特別なイメージがありますが、普段から使って慣れていると、お祝い袋の名前を書くときなども、緊張せず上手に書けるかも!?しれませんね。
ハードカバーにこだわり
もう何年も同じメーカーの手帳を使い続けている編集部のG。愛用の理由は、フォーマットに慣れていて使いやすい以外に、もうひとつ。それが、「ハードカバー」であること。
ハードカバーの手帳なら、例えば通勤電車の中や、横断歩道で信号待ちしている時、ちょっとした時間にちょっとした記録をしたい時、カバーが下敷きがわりになって、立ったままでもしっかり書くことができます。以前は、「書く」ときは、机や台をさがしていましたが、ハードカバーにしてからどこでも書けるようになったので、書く機会がふえ、身近になったとか。特に、移動の多い営業職の人や、旅行好きにはハードカバーをおすすめしたいそう。
「●●まで何日」カウントダウン
子育てしながらお仕事も頑張るHさん。見開き1週間・バーチカルタイプの手帳を使う彼女の真似してみたい使い方は「◯◯まであと何日」を、毎日の日付の欄にナンバリングすること。
例えば、担当しているサービスがリリースされる予定があれば、その日を「0日」として、「あと50日」「あと10日」というように、逆算してカウントダウンし、日にちを記載するようにしているそう。そうすることで、「もう日にちがない!急がなきゃ」と自分をうまく焦らすことができるとのことでした。
お仕事の予定以外にも、プライベートで楽しみな予定に対してカウントダウンするのも、ワクワク出来て、楽しそうですよね♪
その日のコーデ、体重、日経平均をメモ
とても几帳面にスケジュールを管理されているHさん。毎朝、予定の確認とともに、その日に着た洋服のコーディネート、体重、そして、日経平均株価(!)をメモしているそう!
お仕事に株価が直接関わるわけではないそうですが、毎日の株価をメモすると、なんとなく世の中の景気の流れ、動きが把握できるそう。そして、コーディネートの記録は、例えば月に1、2回しか会わない取引先とのミーティングで、毎回たまたま同じ洋服を着ていってしまう、ということを防ぐため!とのこと。ちなみに、これは編集部のGもずっと続けていて、女友達との月イチ女子会など、プライベートでも役立つのでオススメ、とのことです。
スキマ時間活用
このように、参加者の皆さんから、手帳やノートの使い方、コツをたくさんシェアしていただけましたが、編集部がもっとも気になったのは「みんな、いつ手帳に書いているの?」という点。
たくさんのノートを使い分けたり、日記帳のようにその日の出来事をみっちりと書いている方も多かったのですが、皆さん、「スキマ時間」を上手に活用されているようでした。
いま、スマホやタブレットがあるおかげで、朝起きた瞬間から、通勤時間、ランチタイム、移動中など、ニュースサイトを見たり、ソーシャルメディアに投稿したり、やれることが増えていますよね。そのせいで、本を読んだり、テレビをみたりという時間が少なくなっている、という声もよく聞きます。
手帳やノートをうまく使われている皆さんも、スマホをお持ちなのですが、朝夕の通勤時間や、仕事中の待ち時間、ちょっとした「スキマ時間」に、手帳を見たり記録するという「習慣」を意識してキープすることで、手帳をうまく活用できているように感じました。
その他、ちょっとひとりでお茶する時間ができたときなどは、カフェに入って、しっかりと手帳と向き合う時間を持つ、という方も。朝5分、10分早起きして、手帳を開くだけでも、1日のタスクや目標がクリアになって、1日が気持ちよくスタートできるかもしれませんね。
忙しい毎日、スキマ時間や朝時間を上手に使って、ライフスタイルにあった「手帳・ノートライフ」を送りたいですね!