おはようございます。朝時間アンバサダーで、ダイエットインストラクターの岩瀬結暉です。
ダイエットしたいのに、食欲があって食べたくて仕方ないこと、ありますよね…。
そこで今回は、食欲を増進させるホルモンと、その抑え方について解説します。
食欲を増進させるホルモンとは?
食欲を増進させるホルモンは「グレリン」です。
グレリンは、空腹時に胃から分泌され、摂食中枢を刺激して食欲を促進します。食欲を促進するだけでなく、脂肪の蓄積も助けます。
太る手助けをするホルモンなんて、困りものですよね。
「グレリン」の分泌を抑えるには?5つの方法
食欲ホルモンの分泌は、生活習慣で抑えることができます。
【1】十分な睡眠
睡眠不足はグレリンの分泌を増加させるため、十分な睡眠を確保することが重要です。
【2】ストレス管理
ストレスを軽減することで、グレリンの濃度を下げられます。イライラすると食べたくなるのは、グレリンのせいかもしれませんね。
【3】定期的な運動
有酸素運動はグレリンの血中濃度を一時的に抑える効果があります。翌日に筋肉痛になるような、ある程度の強度がある運動は特に効果的です。
【4】たんぱく質の多い食事
たんぱく質を多く摂取するとグレリンを抑制し、満腹感が持続して食欲を抑える効果があるとされています。
【5】漢方の利用
「防風通聖散」などの漢方薬が、グレリンの血中濃度を低下させ、食欲を抑制する作用があることが日本の研究グループにより解明されています。
漢方薬は様々な疾患に対して処方されるものの、その作用は大部分が不明のままです。この研究は肥満症に処方されることが多い漢方薬の、抗肥満効果の一端を解明した画期的な成果とされています。
必要以上の食欲があり抑えたいと思っている方は、試してみるのもいいかもしれません。
糖質控えめ+高タンパク!ダイエット向き「朝ごぱん」のすすめ
以上、食欲を増進させるホルモンと、その抑え方について解説しました。「食欲が抑えられなくて困る!」と悩んでいる方は、参考にしてください。
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☆この連載は【隔週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!