おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
先日「山椒の実」をたくさんいただいたので、「ちりめん山椒」を作りました。手作りのちりめん山椒はとってもおいしいので、旬の時期が来るとわくわくします。
手間がかかりそうな印象がありますが、お料理初心者でも手軽に、失敗なく作れます。ピリリと山椒の辛みが効いたちりめん山椒は、夏の朝ごはんに大活躍しますよ。
初夏に作りたい!朝ごはんに活躍「ちりめん山椒」の作り方
山椒の実は下処理して保存しておくと、いつでもちりめん山椒を作れて楽しめます。野菜炒めや煮魚に入れて臭みけしにも使えますよ。
では、まずは山椒の実の下処理から。
「山椒の実」下処理の方法
1) 山椒の実を丁寧に一粒ずつ外し、ザルにおいて洗う。
※たっぷりの水に15分程度浸けておくと、実がシャキッとします
2) 山椒の実をザルにあげて、水気をしっかり切る。鍋に水をたっぷり入れ、山椒の実を加え沸騰したら、弱めの中火で7分茹でる。
3) ザルに上げたら、冷水に入れて少し時間を置く。
4) ザルに上げ水気を切り、10分ほど置いて乾燥させる。
山椒の実は小粒でピリリと辛いので、この下処理で辛みを取ります。茹で時間や水にさらす時間で、お好みの辛みに調整できます。
すぐに使わない場合は、みりんに漬けたり、醤油に漬けたり、甘酢に漬けたり、水けを取って冷凍保存もできます。保存方法はこちら↓
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12805026425.html
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12744277968.html
さあ、この下処理した山椒の実を使って、おいしいちりめん山椒を作りましょう。
さわやか!夏のご飯のお供「ちりめん山椒」の作り方
材料(作りやすい量)
- ちりめん 100g
- 下処理した山椒の実 大さじ1
- (A)だし醤油 大さじ2
- (A)酒 大さじ2
- (A)きび砂糖 小さじ1
作り方
1) 小鍋にたっぷり湯を沸騰させ、ちりめんを入れ、1分加熱する。ザルに取り、水気を切る。
※余分な塩分を取り除きふっくら仕上げるためのひと手間です
2) 小鍋に(A)とした処理した山椒の実を入れ混ぜ…
(1)を加えて中火で混ぜる。1分程度混ぜながら加熱して、水分がなくなったら火を止める。
3) バットに広げてキッチンペーパーを載せ、冷蔵庫で1晩置く。
※余分な水分を蒸発させ、適度な硬さに仕上げます
4) 蓋つきの容器に移し、冷蔵庫で保存する。
※10日間ほど保存できます
朝ごはんに最適!白いご飯はもちろん、おかゆに入れてもおいしいですよ。
山椒に含まれる辛み成分「サンショオール」には、代謝を上げ内蔵の働きを活発にするはたらきがあると言われています。夏の食欲不振や体調不良にもおすすめしたい一品です。
次回はキュウリのおいしい食べ方をご紹介します。
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