春は何か新しいことを始めるタイミングにぴったり!ですが、始める前に何かを“やめる”ことを取り入れてみると、身の回りや頭の中がすっきりしやすくなりますよ。
片付けも同様で、収納グッズやインテリアを購入する前に何かをやめてみると片付けやすくなると言います。そこで今回は、片付けのプロが“やめて”すっきりした、片付け術についてご紹介します。
コレをやめるだけでスッキリ!
住まいコーディネーターのゆりんごさんいわく、片付けがしやすい部屋にするためにはまずは「3つのやめてほしいこと」があるのだそう。
- 試供品や粗品をもらうのをやめる
- 家にチラシやDMを持ち込むのをやめる
- 収納グッズを増やすのをやめる
…みなさん、心当たりはありませんか?
例えば試供品。無料だからとつい受け取ってしまうことがあると思いますが、使わずに置いたままになっていませんか。毎日ポストに入るチラシも、「後で確認しよう」と何気なくテーブルに置いたままになっている方もいるかもしれません。
すっきりした部屋を作るには、なんとなくもらってしまう、増えてしまうものを家の中に入れないことが大切。また、収納グッズを増やすことは根本的な片付けにはならないため、まずはモノを減らすのが大切なのだとか。
試供品をもらいすぎていないか、チラシを溜め込んでいないか…日々の行動を振り返ってみましょう。
(参考:新しいことをはじめる前に。「◯◯をやめる」片づけ術3つ)
不要な「設備」を撤去する
春は新しいインテリアや収納グッズを取り入れたくなりますが、今家にある設備の見直しをしてみるのもおすすめだと言います。
整理収納アドバイザーのサチさんのお宅では、「処分してよかった」と思う設備があるそうですよ。
まずは「ウッドブラインド」と「洗濯機上の収納棚」。
DIYで取り付けたものですが、月日が経つにつれて埃が溜まったり、関係のないアイテムを置いたりしてしまい、活用できていなかったそう。思い切って撤去したところ、掃除するエリアが減り楽になったと言います。
他にも階段下収納の「折れ戸」も撤去。毎日開け閉めする扉をなくすと想像以上に快適になったそうです。
最後はなんと「吊戸棚収納」!
風通しや明るさ、高さがあるので手が届きにくいなどの観点から撤去を決意。結果、キッチンは明るくなり、エアコンの風がよく通るようになったのだとか。いいことだらけで、なくしたほうが快適になったそうですよ。
当たり前に「ある」と思い込んでいる設備も、実はなくてもいいものは多くありそうですよね!
(参考:築17年目の家。片づけのプロが「処分してよかった」と思う設備3つ)
「後回し」をやめる
何かをやめることに対してハードルが高く感じる方は、まずは「後回し癖」をやめてみませんか?
例えば食器洗い。後回しにしてしまうと汚れが落ちにくくなり、シンクの中もごちゃついて見た目も悪いです。食器が増えるとどんどん家事へのモチベーションも下がってしまいます…。
すぐに洗うことで、短時間で汚れが落ちたり、料理したいときにすぐに取りかかれたりと良いことが沢山あります。
つい「後でやろう」と思ってしまいますが、すぐにやることでスッキリとした部屋をキープしやすくなりますよ!
(参考:「すぐやる」習慣を身につけて、快適な朝を手に入れよう♪)
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「〇〇をやめる」片付け術をご紹介しました。新しく始めたり増やしたりするよりも、まずはやめること。それだけで片付けがしやすい部屋に変わるかと思います。
何かを始める前に、ぜひ一度見直してみてくださいね。