新年度をスッキリとした気持ちで迎えられるように、3月は身の回りの片付けをしたいもの。
不要になったモノは思い切って手放したいですが……なかなか作業がスムーズにいかないことも。
そこで今日は、片付けのプロが教える!アイテム別「断捨離」のヒントをご紹介します。
「洋服」を手放すときの判断基準
片付けでまず頭を悩ませるのが「洋服」ですよね。思い入れがあったり高価な洋服だったりすると手放しにくいです。
洋服の手放し方が分からない方は、整理収納アドバイザーのみほさんが紹介する基準を参考にしてみて!
みほさんいわく「1年以内に着ていない服は処分してOK」。まずはこの基準を目安に片付けてみましょう。
もしまだ迷ってしまう場合は「着れるではなく今着たいか」「流行が終わったかどうか」「洋服の価値は日々下がっていく」などを意識してみましょう。
特に「これは高かったから手放せない!」と迷う方もいるのでは?残念ながら高価だったとしても、手に入れた瞬間からモノは劣化してしまうため、高価を理由に残すのはあまりおすすめはしないそうです。
自分の中で基準を持っておけば、片付けがしやすくなるかもしれませんね。
(参考:「手放すべき服」の見極め方とは?風通しの良いクローゼットづくり)
「本」の手放し方
つい増えてしまいがちな「本」。棚から溢れた本をなかなか片付けられないときは、住まいコーディネーターのゆりんごさんの考え方を意識してみましょう。
そもそも本は知りたい情報を得るために読みます。ゆりんごさんによると、一度読んだ本は情報をすでに収集してしまったもの。知りたい情報を知った本に関しては、読み返す機会が減るようです。
もう何年も読み返していない本は、役目が終わった可能性があるので手放してもOK。同じように「今度読もう」と積読し、何年も経過している場合も、この先読む機会は少ないと言いますよ。
その他、自分が本を1冊読むのにどのくらい時間がかかるかを考えるのもおすすめ。例えば月1冊の場合は年間12冊。1年に12冊以上は読まないので、思い切ってスーペスや本棚の撤去などを考えることもできますよ。
「何年も読み返していない」「今読んでいない」「月に何冊読むか?」を考えてみると、本を整理しやすくなるかもしれません。
(参考:“本棚”って必要?改めて考えたい「本」と「片付け」の関係)
「コスメ」の整理術
毎日使うからこそ、すぐにごちゃついてしまうコスメ類。使いやすいコスメ収納にするには、エステティシャン・美容家の永松麻美さんが紹介するコツを実践してみましょう。
【1】まずは使わないものを捨てる
【2】フタやボトルはすぐに拭く習慣を
【3】ブラシやスポンジ、ポーチを清潔に
【4】運気アップするなら「鏡の掃除」は絶対!
いつ開封したか分からないリップ、少しだけ残っているファンデーションなど、ついポーチや引き出しに入れっぱなしにしていませんか?
コスメには使用期限があるので、古いもの、半年以上使っていないものは処分しましょう!自分の顔色に合わないものや、試供品なども思い切って手放すとスッキリしますよ。
また、使った後のボトルの口を拭く、ブラシやスポンジは定期的に洗う、鏡を拭く……などをすると、キレイにコスメを保てて気分もアップします。
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アイテム別「断捨離」のヒントをご紹介しました。
モノを手放すのは意外に心身ともに疲れる作業。自分なりの判断基準を作っておくと判断しやすく手放しやすいかもしれません。参考にしてみてくださいね。