おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:印象アップ!「話を聞くとき」のマナー
今回は、お互いが気持ちよく過ごすために大切な、「話の聞き方」のポイントやマナーを4つお伝えします。
特に最後の4つめは、無意識でやってしまう方が多いと言われていますよ。ぜひセルフチェックをして、今日からの「聞き方」に活かしてみてください!
【1】お相手の顔を見る
1対1での対話、グループの中で話をするとき、会議や研修、授業に参加するとき。どんなときも、話を聞く場面ではぜひ顔を上げて、話をしてくださっている方を見ましょう。
自分が話をする側だったとして、相手がずっと下を向いたままだったり、目をあわせなかったりすると、反応がわかりづらいですし、話しにくい気がしませんか?
「大勢のうちのひとりだし…」と思わず、ぜひ話す方を見ることを意識してみてください。
【2】リアクションする
聞き手が下を向いている場合同様、話をしていて相手からのリアクションがないと、「つまらないのかな」と不安になりますよね。
相手の話を聞くときは、表情やことばで感情を表すなど、リアクションするようにしましょう。
ポイントは、「第一声は相手の話に対するリアクションにする」ことです。
例えば「これ、頑張って1週間かけて作ったんだよね」という話に対し、「自分には同じことはできない」ということを伝えたい場合。
『えー、私にはムリ!』
と、結論だけを言うのではなく
『えー、すごいね!私にはマネできないよ』
と、まず相手の話に対して「すごい」とリアクションしてから、自分の言いたいことを添えるのがおすすめです。
受け取る側の印象がかなり変わりますので、まずは相手の話を肯定的に受け止めましょう。
【3】「聞き上手」よりも「話させ上手」になる
「へぇ、そうなんだ、うんうん…」だけでは、お相手の話を「聞くだけ」になってしまいます。
話を聞くときは、まずお相手の話に興味を持ち、足りない情報を引き出しましょう。例えば、旅行の話をされたときは
『いいね!誰と行ったの?』
『楽しそう!何日間?』
『ゆっくり過ごせたでしょう!何が一番楽しかった?』
『あ!そこ私も行ってみたいと思ってたんだけど、どうだった?』
などです。尋問のようにならないように、まずはリアクションをして、自分の経験や考えを織り交ぜながら聞けるといいですね。
【4】返事は話の「。」まで聞いてから
お相手の話を聞いているとき、先が読めてしまうことがあると思います。そういうときも、話をかぶせないように気をつけたいもの。
相手の話を最後の「。」まで聞いてから、返事やリアクションをしましょう。
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聞き上手の人は、相手のことを考えられる思いやりのある人でもあります。ちゃんと相手の話が聞けるようになると「一緒にいて楽しい」と思われたり、印象がアップしたりするかもしれませんよ!
お相手の話にまず興味を持つことも大切です。「相手の話を聞く」どんな場面でも、楽しい時間を過ごせますように。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!
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