おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:LINEのマナー
2011年に誕生してから、コミュニケーションツールとして多くの人に利用されている「LINE」。
文章は、お互いの顔が見えず、声のトーンや空気感も伝わらないため、送る際には相手を思いやった送りかたが必要です。
中でもLINEは、気軽に使えるツールですが、それゆえ「親しき仲にも礼儀あり」です。
今日は、そんなLINEについてお互い笑顔になるポイントをお伝えします。
【1】メッセージを送信する時間帯
一般的に、メッセージの送信は朝8時~夜9時までが無難。
それ以外であれば「朝早くにごめんね」や「遅い時間にごめんなさい」などの一言を付けるといいですね!
お相手のライフスタイルを知っているようでしたら、それに合わせるのもGOOD!
昨年、ミュートで送れる機能が追加!
早朝深夜だけど、どうしてもLINEを送っておかなければいけない!ということもあるかもしれません。
そんな時は、昨年LINEに、お相手が通知オフ設定をしていなくても、ミュートで送れる機能が追加されていますので、ぜひ、使ってみてください。
ただし!深夜に送るときは、お相手が朝一番にそれを読んで、良い一日がスタートできる内容なのか、少し考えてみてくださいね!
ビジネス関係の人へ送る時間帯
また、ビジネス関係の人へ、休日や勤務時間外に送るのは極力避けましょう。
【2】返信をすぐに求めない
状況は人それぞれ。
皆さんそれぞれの生活があり、事情があります。お相手の状況が見えないため、返信がないと不安になることもあるかもしれませんが、「状況は人それぞれ」。
グループでの会話に、タイミングが合わず「乗り遅れてしまった!」と焦るかたもいらっしゃるかもしれませんが、周りの人が「状況は人それぞれ」と理解し、送る方も「今回は」タイミングが合わなかった、と割り切れるといいですね。
送る方も、受け取る方も、返信にこだわらないマインド作りが大切です。
とは言え、返信をしなくてもいいわけではありませんので、状況が許すのであれば、早めに返信をすると、お相手のストレスは少なくなりますね!
どうしても返信が必要な時や急ぎの時は
もし、急ぎの返信が欲しい状況であれば、「いつまでに」返信がほしい旨、最初に書いておくと、お相手はプレビュー機能で確認できるので、優先順位をあげられますね。
【3】会話を終わらせるタイミング
こちらも人によって様々です。
スタンプで終わらせる人。「じゃあね」と言葉で終わらせる人。お相手の内容を確認して終わらせる人。自分の返信が最後で終わらせたい人。
特に気を付けたいのが、「お相手の内容を確認して、終わらせる人」。
返信がない!と思うかもしれませんが、状況や考え方は人それぞれ!
自分のやり方で物事を決めないようにすると、自分もラクになりますよ。
長くなりそうなときは、最初に送った人から、終わりを切り出せるといいですね。
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毎日のように使うLINE。ちょっとした気持ちの切り替えと、お相手への配慮で、ストレスなく使うことができます。
知らないうちにお相手をイヤな気持ちにさせないよう、気を付けてみてくださいね。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!