おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:「新幹線・飛行機」の移動中に気を付けたいこと
クリスマスが終わり、いよいよ今年も終わりに近づいてきました。年末年始は、帰省や旅行の計画を立てていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
今回は、新幹線や飛行機での移動中に意識したいマナーについて確認しましょう。
【1】時間には余裕を持って
年末年始や夏休み、連休などは駅や空港の混雑が予想され、ひとつひとつのことに、想像以上に時間がかかることもあります。
同行者や駅・空港のスタッフに迷惑をかけないよう、通常よりも時間に余裕を持って向かいましょう。
【2】コートは乗る前に脱いでおく
コートなどアウターを着ている季節の場合、新幹線や飛行機の乗りこむ前にアウターを脱いでおくとスマートです。(ホームは寒いことも多いですし、直前に脱ぐのでかまいません)
コートを脱いでおくとスムーズに席に座れて、車両や機体の狭い通路で、後ろの人を待たせてしまうことを防げます。
【3】リクライニングは後ろの方に配慮を
後ろの方がパソコンで仕事をしていたり、飲食をしていたりする時に、急にリクライニングを倒すと思わぬ事態に繋がることもあります。何も起こらなくても、急に前の席が倒れてくるのはあまり気持ちよくはありませんよね。
シートを倒すときは、状況に応じてひとこと後ろの方に声をかけてから、ゆっくり少しずつ倒すようにしましょう。
【4】テーブルは丁寧に扱おう
シートの背面に付いているテーブルを出したりしまったりする時の振動は、意外と前の方に伝わっています。
前の席の方が気持ちよく過ごせるよう、「ゆっくりと丁寧に」を心掛けましょう。
【5】降りるときは座席を元通りに
スムーズに降りられるよう、到着の少し前から身の回りの物を整理することも、移動で意識したいことの1つです。
忘れ物がないかを確認するとともに、ゴミは持ち帰る、リクライニングを元の位置に戻す、など、初めの状態に戻してから降りるようにしましょう。
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新幹線や飛行機は、多くの人と一緒に長い時間を過ごす空間です。時間通りに安全に出発できるよう、そして、お互いが快適に過ごせるよう、ちょっとした心遣いを持てるといいですね。
さて、2023年最後のコラムとなりました。今年もたくさんの方に読んでいただき、とても嬉しく思います。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
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☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!