おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
今回は2023年ラストの記事になります。
これまで150回以上に渡りお届けさせていただいています『心と身体と美に関するお話』。今年もたくさんの皆様にお読みいただきまして誠にありがとうございました。
一年の最後にお届けする記事のテーマは『予祝のすすめ』です。来たる2024年を清々しく、明るくスタートできるように、先にお祝いをしませんか?
「予祝」って何?
予祝(よしゅく)とは、予め祝うこと。これは、日本で昔から行われていた行事、宴のことです。
例えば、桜の時期に行う「お花見」は、元々豊作祈願の行事で、桜を秋の稲の実りに見立てて先にお祝いすることだと言い伝えられています。
その「予祝」、最近では豊作以外にも、個々が持つ理想の未来に向けて行うことも増えてきました。
『理想の未来』をイメージをして、『叶った状態』もイメージをする。
このような流れはコーチングでも使われていますが、予祝はそれに加えて、叶った未来を先にお祝いすることも行います。
誰でもできる!「予祝」の方法3ステップ
【1】叶えたいことを想像して書く
まず、2024年に叶えたいこと、こうなりたいと感じることを、具体的に想像して、ノートなどに書きましょう。
ポイントは、できるだけ具体的に、制限を外して自由に書くことです。書くものはノートや手帳でも良いですが、毎日目にするところに貼れるように大きな用紙などもおすすめです。
文章よりもイラストや写真の方がイメージが湧きやすいという場合は、文章だけでなく、イラストや絵を描いたり、写真など自由に取り入れながら完成させてください。
夢や目標は、いつまでに叶えたいかを考えることで自分の中でより現実的に感じられるようになりますので、できれば期限もイメージしましょう。
脳は「イメージ」と「現実」の区別がしづらい、という特徴があります。映画をみて感動の涙を流したり、レモンを想像すると口の中に唾液がたまるのも、「イメージ(想像)」と「現実」が脳内で区別されていないからです。
イメージできたものは、脳内ではそのまま現実だと認識してくれるので、この最初にステップで理想の状態をしっかりと書き出すようにしましょう。
【2】自分にインタビューをする
ステップ1ができたら、次に行うことは、書いた(描いた)未来が叶ったことを、臨場感を持って想像することです。
わたしたちの脳は「イメージ(想像)」と「現実」が区別できないとお伝えしましたが、このように臨場感を持った未来予想図は、すでに叶ったことのように強烈に脳にインプットされます。
具体的に想像することでそうすることで、ドキドキやワクワクで鼓動が高まったり、ときには、感動の涙が出てきたりすることもあります。
ステップ1の作業で、まさに夢が叶った状態になっている自分に対して、次のようなインタビューしてみましょう。
『今、どんな気持ちですか?』
『今の気持ちを一番伝えたい人は誰ですか?』
『ここまでの道のりで一番がんばったことは何でしたか?』
まるで優勝インタビューのように自分に聞くことで、ますます臨場感を高めて、脳を味方につけることができますよ。
【3】夢が叶ったように生きる
ステップ1で夢を描いて、ステップ2で脳を味方にしたら、その日から『すでに叶った』状態を想像して、自分の在り方、立ち振る舞いなども意識して日々を過ごしてゆきましょう。
夢を描いても、それを忘れてしまうと夢は遠のいていきます。けれど、忘れないでいつもわくわくと愉しんでいれば、夢の方からも近づいてくれるようになります。
2024年に叶えたい夢を予祝して、その夢に向かって笑顔で進んでくださいね。
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みなさん、どうぞ素敵な年末年始をお過ごしください。