空気が乾燥する今の季節は、ケアを怠るとあっという間に肌がカサカサになりますよね。
特に乾燥するのが手や唇や髪などのパーツ。見落としがちな部位も日々のセルフケアでしっかりとうるおいをキープしましょう!
今回は忙しい朝でも忘れずにに取り入れたい、乾燥対策・セルフケアを部位別にご紹介します。
【手】うるおいのある手元のための習慣
大事なのは日常での「手荒れ予防」
美容家の永松さんは一番大事なのは日常生活の中でいかに「手荒れ要因」を減らせるかがポイントだと言います。
手が荒れやすいタイミングは「水で濡れている」と「アルコール・洗剤」に触れるとき。
手洗い、料理、洗濯、掃除、お風呂など…手をまったく濡らさないのは難しいですが、濡れたら「すぐに、しっかりと」水気をオフすることを心がけましょう。
困った時の駆け込みハンドケア方法
こまめにハンドクリームを塗るのがおすすめですが、本当に手元の乾燥が強いときはオイルでのケアもおすすめ。
セサミオイルかホホバオイルなどを夜寝る前にたっぷりと塗り込み、シルクや麻の手袋などをして寝るだけです。
手荒れの原因を減らすことを意識しつつ、日常的なケアを習慣にしていきたいですね。
(参考:手荒れを防ぎ、ふっくら美しい手元に!エステティシャン直伝「冬の極上ハンドケア」)
【髪】簡単な3ステップで髪のパサつきを解消!
マフラーを巻くとき毛先のパサつきが目につくなど、髪の乾燥でお悩みの方も多いですよね。
美容師の森本さんによると、乾燥した髪でもおうちで簡単にできるアケアだけで、サロンで仕上げたような質感に大変身するのだとか。やぶべきことは3ステップ。
【1】 コーミング
シャンプーのあと、トリートメントを髪につけたら、髪全体をコームでコーミングします。そうすることで、髪全体にまんべんなくトリートメントが浸透し、キューティクルが整います。
【2】タッピング
次はトリートメントのついた髪を、指や指の腹でトントントンと軽く叩きます(タッピング)。浸透力を高めるだけでなく、キューティクルを整える効果もあります。
【3】ホットタオル or シャワーキャップ
レンジで温めたホットタオルかシャワーキャップをかぶり、数分時間をおきます。
オススメは、シャワーキャップをかぶり湯船に浸かること!お風呂の蒸気で蒸されて、さらに効果がアップします。
週に1度の簡単なセルフケアで、冬の乾燥に負けない美髪をキープしましょう!
(参考:パサパサ髪を解消!おうちで簡単「冬のヘアケア」3ステップ)
【唇】ぷるんとうるおう唇のためのセルフケアと栄養素
美肌食マイスターの宮内美苗さんによると、唇は粘膜で、とても皮が薄く乾燥しやすい部分。水分を奪われた唇はカサつくだけでなく、放っておくと縦ジワの原因になって老けた印象になることも。
唇のマッサージやパックでケア
天然成分のハチミツやシアバターを唇に塗って軽くマッサージし、ラップをあてて数分間パックしてあげることで保湿効果と荒れた粘膜の補修効果が期待できます。朝晩2回、毎日の習慣にすることがおすすめだそう。
粘膜を強くするビタミンAを摂る
皮膚や粘膜を強くするためにはビタミンAを積極的に摂るのがおすすめ。理想は肉・魚類と野菜の両方からバランス良く摂ることなのだとか。特に、レバー・いくら・卵黄・緑黄色野菜が良いそうですよ!
週に2回のケアと、バランスの良い食事。体の外側と内側の両方からケアして、ぷるんとした唇を目指しましょう♪
(参考:セクシー度アップ♪プルプル唇になれる美肌食とは!?)
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ケアを忘れやすい細かなパーツは、セルフケアを習慣化することがおすすめ◎冬の乾燥に負けないうるおいをキープしましょう!