夏のあいだ、日常生活やお出かけなどでお肌にダメージを受けたと感じている方も多いのではないでしょうか。
よくいわれる「夏のダメージ肌」とは、どのような肌をさすのか?その解説とあわせ、ダメージ肌にあった「美容液」の選び方を、エステティシャンである筆者がご紹介します。
「夏のダメージ肌」5つのお悩み
- 日焼け
ふと気づいたら肌が焼けて黒くなっていた、紫外線対策をしたのに肌がほんのり赤く日焼けしていたということはありませんか?
日常生活でもお出かけでも、紫外線による日焼けは起こります。
- 肌の乾燥
夏のあいだエアコンや扇風機が効いた部屋にいる機会も増え、肌の水分が奪われカサカサしたり、水分不足によって皮脂が過剰に分泌してテカりやすくなる、吹き出物やニキビができやすくなります。
- 吹き出物やニキビ
肌表面の水分と油分のバランスが崩れて乾燥しやすい肌状態になる、汗や皮脂がお肌に残ることで吹き出物やニキビができやすくなる、不規則な生活、疲労の蓄積、食生活の乱れによって吹き出物やニキビができやすくなります。
- シワ
乾燥ダメージによって肌がカサカサし、シワが深く見えたり、なんだか老けたような印象になっていませんか?
- くすみやシミ
紫外線ダメージや夏の疲れ、冷えによる血行不良によって肌がくすんで見えたり、ぼんやりとシミが浮いて見えませんか?
…などなど、夏のダメージ肌の症状はいろいろ。
美容液を選ぶなら、まずは自分の肌悩みをクリアにするところから始めましょう。
どんな美容液を選ぶといいの?
「日焼け・乾燥・シワ」でお悩みなら
- レジャーや旅行などで日焼けしてほんのり赤みがある時
- お肌がカサカサして乾燥している時
- 目元や口元のシワが目立つ、なんだか老けた印象の時
上記のような時は、コラーゲン、ヒアルロン酸、EGF、プリテオグリカン、セラミド、プラセンタなどの、保湿力の高い美容成分が含まれている化粧水や美容液、シートマスクを選びましょう。
保湿力の高い美容液の使い方
1) 優しくていねいにクレンジング、洗顔をおこないます。
2) コットンを2枚に重ね、ひたひたになるくらいの化粧水をとり、お肌全体に優しく広げます。
3) コットンを裏返し、化粧水を足して優しくお肌をおさえるようにパッティングします。顔全体を2〜3周おこない、肌の表面が冷たくなるまで繰り返します。
4) コラーゲン、ヒアルロン酸、EGF、プリテオグリカン、セラミド、プラセンタなどが含まれている保湿力の高い美容液、シートマスクをお肌にぴったりと密着させるようになじませ、肌トラブルが気になる部分には多めに重ねましょう。
5) (4)をたっぷりお肌に重ねたら、鼻と口を空けて5分間ラップパックします。
6) ラップを外し、乳液とクリームを手のひらを密着させながらしっかり浸透させましょう。
「吹き出物やニキビ・くすみ」でお悩みなら
- スキンケアしているのに皮脂の分泌が過剰な時
- 吹き出物やニキビが出ている時
- お肌のくすみが目立つ、ぼんやりとシミっぽく見える時
上記のような場合は、ビタミンC誘導体、アルブチン、アスタキサンチン、プラセンタなど美白力の高い美容成分が含まれている化粧水や美容液、シートマスクを選びましょう。
美白力の高い美容液の使い方
1) 優しくていねいにクレンジング、洗顔をおこないます。
2) コットンを2枚に重ね、ひたひたになるくらいの化粧水をとり、お肌全体に優しく広げましょう。
3) コットンを裏返し、化粧水を足して優しくお肌をおさえるようにパッティングします。顔全体を2〜3周おこない、お肌の表面が冷たくなるまで繰り返します。
4) ビタミンC誘導体、アルブチン、アスタキサンチンなどが含まれている美白力の高い美容液、シートマスクをお肌にぴったりと密着させるようになじませ、肌トラブルが気になる部分には多めに重ねましょう。
5) 氷水でフェイスタオルを冷やし、水を絞ったあと、シートマスクの上からお肌を冷やし3分おきます。毛穴の引き締めや皮脂の分泌をおさえたり、赤みの鎮静にも効果的です。
6) 乳液とクリームを手のひらを密着させながらしっかり浸透させましょう。
夏のダメージを早く解消させるためには、悩みに合ったスキンケアの仕方と美容成分を選ぶことがコツ。自分の悩みがどのタイプか?チェックして取り入れてみてくださいね。