大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。
頭皮の「スカプルケア」と聞くと、「まだまだそんな年齢じゃない…」と感じる方が多いかもしれません。
けれども
「昔に比べて髪のハリやコシ、ツヤがなくなってきた」
「毛が細く、ボリュームが減ってきた」
「季節の変わり目の抜け毛が気になる」
「乾燥によって頭皮がかゆい」
「出産など体質の変化から抜け毛が気になる」
など、頭皮や髪に対しての変化を感じ始めることから、近年は30代からスカプルケアを始めている人が増えています。
今回は、エステティシャンの私が、スカプルケアの必要性と簡単にできるスカルプケアについてご紹介します。
簡単にできて気持ちいい!「スカルプケア」
健康的な髪とは、“髪の毛が太くてハリやコシ、ツヤのある状態”のこと。頭皮の状態が乱れることによって、毛に栄養が行き渡りにくくなり、毛が細く、ハリやコシ、ツヤがなくなってしまいます。
頭皮や髪の状態が乱れる原因は、紫外線、ヘアカラー、熱のダメージ、頭皮の凝りによる血行不良、皮脂づまり、乾燥、体質的なものなど。
10代、20代の頃から繰り返したダメージが30代頃から現れ、40代、50代になると細毛やボリュームダウンなどが気になり始める人が多いです。
こういったことから、自覚がそれほどない30代のうちからスカルプケアを始めておくことが大切といえます。
【1】ブラッシングで髪の絡まりをほぐす
ブラッシングは髪の絡まりをほぐし、髪の表面のツヤを出すことが出来ます。
- 起床後:寝ているあいだの絡まりをほぐす、外出前のスタイリング
- シャンプー前:絡まりやゴミを取り除き、シャンプーやトリートメントのなじみをよくする
- ドライヤー時:髪を乾かす前に毛の流れを整える、乾かしたあとにまとまりやツヤをだす
【2】スカルプエッセンス+頭皮マッサージ
シャンプーで頭皮や髪の汚れを落としたあとマッサージをおこないます。
マッサージは頭皮の凝りをほぐし、血行をよくすることができ、スカルプエッセンスをつけることで頭皮や髪に栄養を補うことができます。
私は、頭皮の環境を整え発毛を促進するニンジン抽出液、血流を促進し発毛を促すセンブリ抽出液、肌荒れを防いでフケ、かゆみを抑えるグリチルリチン酸ジカリウムが配合され「haru スカルプエッセンス100」を使用しています。
ボトルを5〜10秒振ると、毛穴の約1/300の微細なマイクロナノバブルが発生します。
スプレータイプなので液垂れしにくく、マイクロナノバブルによって頭皮の角質層へ浸透しやすいこともポイントです。さわやかな柑橘系の香りです。
頭皮マッサージの方法
1) 頭皮、髪をタオルドライしたあと、頭皮にスカルプエッセンスをなじませる
2) 手のひらの付け根で耳の上をほぐす
3) 手のひらの付け根でこめかみの延長線上をほぐす
4) 首の付け根のくぼみに親指を置き、人差し指、中指、薬指、小指で後頭部の上部をほぐす
5) 同じようにして、下部をほぐす
6) 耳の上に親指を置き、人差し指、中指、薬指、小指で頭頂部をほぐす
髪の乾燥やパサつきなど髪表面のダメージを気にしがちですが、健康的な髪にするためには土台となる頭皮の環境が大切です。
ご自宅でのスカルプケアの参考にしてみてください。
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