ヘアアイロンの熱やカラー剤によるダメージ、または乾燥などにより、パサついたり、ツヤがない状態になりがちな髪の毛。できることなら、いつも美容院帰りのようなサラサラで、ツヤやまとまり感のある髪をキープしたいですよね。
今日は、サロンに行かずともおうちできる「ツヤ髪復活」ヘアケア法をご紹介します。
【1】シャンプー前の2ステップを欠かさずに!
1. ブラッシング
シャンプーの前にブラッシングで、髪の毛に付着した汚れや毛先の絡まりをほほぐしておくと、シャンプーがなじみやすくなります。
1) 頭を下におろし、ヘアブラシで首の後ろからおでこの生え際に向かって5回ブラッシングします。
2) 頭を横に倒し、右耳の上から左耳に向かってブラッシング、逆側も同じように左耳から右耳に向かって各5回ブラッシングします。
3) 頭頂部から毛先に向かって毛先の絡まりをほぐしましょう。
2. ぬるま湯で頭皮、髪をぬらす
頭皮や髪の汚れをぬるま湯で洗い流し、髪をしっかりとぬらします。その後、シャンプーを手に取り、泡立てながら頭皮と髪の汚れを浮かせましょう。シャンプー後は洗い残しのないようにていねいに洗い流します。
【2】トリートメントはコンディションに合わせて使い分け
シャンプー後におこなうヘアケアアイテムには、コンディショナー(リンス)、トリートメント、ヘアパックがあります。
スキンケアに例えると
- ヘアパック=週に一度や月に数回などの集中パック
- トリートメント=デイリータイプの美容液
- コンディショナー=デイリータイプのクリーム
のようなイメージです。
使い方や取り入れるタイミングは
- スペシャルケア=シャンプー→ヘアパック→コンディショナー
- デイリーケア=シャンプー→トリートメント、コンディショナー
- デイリーケア=シャンプー→コンディショナー
の順です。
髪の表面や内側の水分や油分が減り、さらに乾燥やダメージによって、髪のパサつきや指通りの悪さ、毛先がまとまりにくいと感じたときは、スペシャルケアを取り入れましょう。
シャンプーの後、デイリー使いならトリートメント、週に一度の集中ケアならヘアパックを、髪の中心から毛先に向かってミルフィーユのように重ねてしっかりなじませ、5〜10分ほど置きましょう。
トリートメントもしくはヘアパックを流したあと、コンディショナーを浸透させて5〜10分ほど置き、洗い流します。このケアで、水分や油分が不足している髪に、うるおいが復活します。
【3】ヘアオイル+ドライヤーでアウトバスケア
お風呂から上がって、頭皮や髪をタオルドライする時は、ゴシゴシ摩擦をするように拭かないようにしましょう。乾燥や髪が痛む原因になります。
タオルで髪を優しくはさみ、水分を吸収させるようにしたり、ターバン巻きにして水分を吸収しましょう。
ドライヤーで髪を乾かす際は、水分と油分を逃がさないために、ヘアオイルやヘアセラムを毛先に浸透させてから、頭皮から毛先に向かって風を当てて乾かしましょう。
乾かしながら、ブラシやコームで毛の流れを整えるとより効果的です。
今までなんとなくヘアケアアイテムを選んで、なんとなく使っていた…なんて方も多いのでは?
シャンプー前のひと手間からトリートメントまで。髪のスキンケアをするように、それぞれのアイテムの特徴にあった使い方をするだけで、髪のうるおいやツヤが復活し、サラサラでまとまり感のある髪になります。
普段ちゃんとケアしているつもりなのに、髪が傷みがち…という方、ぜひ参考にしてみてくださいね。