おはようございます! ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回おこなうのは、“手と腕”のストレッチ。具体的には、手のひらと前腕(手首~ひじまで)です。
この部分の筋肉は、普段からよく使われるため疲れが溜まりがち。なかでも手は、突き出た脳と言われており、頭を使うことでの脳の疲れやストレスの影響を受けて硬くなりやすいパーツです。
また、反対に「手のひらや前腕の筋肉が凝っているな」と感じたら、ストレッチ・マッサージなどを用いてほぐしてあげると、脳疲労・ストレスの軽減が期待できるでしょう。
ここでご紹介するのは、四つ這いからスタートする簡単なストレッチのやり方です。頭をスッキリ、クリアにしたい朝や、疲れて帰ってきた夜などにぜひお試しください。
脳の疲れやストレスにアプローチ! 「手のひら~前腕」のストレッチ
1)四つ這いになる
※ 手は肩幅、脚は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつきます。腰が反りすぎないように、ヘソを引き上げて背中を平らにしましょう。
2)左手を前に伸ばし、指先を床から浮かせる
※ 手のひらのつけ根で床を押します。それぞれの指は、大きく開きましょう。指先を上に向けることで、前腕の伸びを深めます。
3)上体を下げて、顔を右側に向ける【呼吸を5回】
※ 左手の位置を前後に移動させ、左前腕~上腕、脇の下あたりに心地よい伸びを感じられる姿勢を取りましょう。お尻の位置は、ひざの上が目安です。呼吸を5回繰り返します。
4)上体を起こし、背中を丸くする【呼吸を5回】
※ 左手のひらをしっかりと床について、上体を起こします。手で強く床を押しながら、肩甲骨を高く持ち上げるようなイメージで背中を丸くしましょう。頭を下に向け、呼吸を5回繰り返します。
5)反対側も同様におこなう。
※ 両手で強く床を押し、ひじは無理のない範囲で伸ばしきりましょう。ただし、腰や背中に痛みがある場合は、無理におこなわないこと。
ポイント
手の使い方や感覚を意識して、手のひら~前腕への心地よい伸び・刺激を感じましょう。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!