おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。
京都で楽しむ朝ごはんのコラム。今回は番外編ということで、京都で今注目の和菓子ブランド「shuka」を取り上げたいとおもいます。
京都といえば和菓子も楽しみの一つ
京都の良さはいろいろありますが、一番は、歴史ある神社仏閣と、昔ながらの建物を含めた街の風情ではないでしょうか。
そんな古き良き伝統に根付いた街に赴くと、自然とお抹茶と和菓子が恋しくなります。
京都にくるといつも食べたくなる和菓子はいくつかあります。
昔ながらの伝統的な和菓子も好きですが、近年では伝統的な和菓子のスタイルから一歩踏み出た、新しいスタイルの和菓子も誕生しており、それも京都を訪ねる楽しみの一つとなっています。
そんな新しいスタイルの和菓子の中でも私が今おすすめしたいのが、shukaというブランドのお菓子です。
甘納豆を再定義して生まれた種と砂糖のブランド「shuka」
shukaは、甘納豆を、種と砂糖の組み合わせと再定義してつくられた新しいお菓子ブランドです。
商品としては、従来の甘納豆よりも甘さは控えめで、斗六豆や黒豆といった従来の甘納豆でつかわれている豆のほかに、カシューナッツやカカオ豆などのナッツも種の一種として商品ラインナップに加えられています。
昨年、このブランドがリリースされる際にクラウドファンディングを通じて応援購入したときから、この美味しさの虜になり、リピートし続けているお菓子です。
甘納豆というと、豆のまわりにお砂糖が大量にまぶされたお菓子というイメージが強く、特に若い人たちにはあまり馴染みがないのが実情です。
ただ、このshukaで販売される甘納豆は、それとは一線を画する商品です。
まず、甘味はかなり抑えてあります。そのため豆やナッツ本来の風味がしっかり感じられるのが特徴。これなら甘いものを普段食べない男の人でも楽しんでいただけます。
また砂糖漬けにしたからこそ新しく発見できる味わいがあります。
特に、食べていただきたいのが、ピスタチオやカシューナッツといったナッツの甘納豆。これまで味わったことのない意外な食感と美味しさに、かなりやみつきになると思います。
甘納豆屋さんを起点に進化し続けるshukaブランド
実はshukaの母体は、昭和元年に創業した斗六屋という甘納豆屋さんです。そのため今も、毎月16日のみ、斗六屋の甘納豆を販売されています。
砂糖漬けという昔ながらの保存技術を大切にし、自然の生命力をそのままいただくというスピリットのもと、現代にいきる私達に馴染むように進化を遂げた新しいshukaは、今注目すべきお菓子ブランドであると思います。
また、この夏には、待望の新商品である種を感じるジェラートも発売されました。
こちらは牛乳などの動物性食品は使用せず、豆乳をベースに、種を主体としてつくられたジェラート。甘納豆の製造工程で使用されたシロップも再利用されているとのこと。
こちらも発売時のクラウドファンディングで応援購入させてもらいましたが、風味は抜群にいいのに、植物性ということもあり、後味が非常に軽い。
この食べた後の軽やかさは、体に負担がかからなくていいなと思います。
ジェラートもお取り寄せはできますが、店頭で食べるジェラートは、空気を含んでまた味わいが格別であろうと思います。私も実は実店舗にはまだ行けておらず、暑さが続くうちにぜひ行ってみたいと思っています。
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いかがでしたか?
京都といえば、不思議と和菓子を欲するのですが、老舗の和菓子はもちろん、近年は新しい概念の和菓子ブランドがでてきており、その進化の過程をみるのも楽しみの一つです。
中でも、甘納豆を新しいカタチに進化させたshukaは今一番の注目するお菓子ブランド。
従来の甘納豆のイメージを覆す、美味しさと馴染みのよさは甘いものが苦手な男性にもおすすめしたい味わいです。
また8月には、更に進化版としてジェラートも発売されました。お取り寄せでも実店舗でも楽しんでいただける新しい時代の甘納豆をぜひお楽しみください。
お店情報
shuka
所在地 京都市中京区壬生西大竹町3-1
営業時間:11:00~17:00(火〜土) / 11:00~16:00(日)
定休日:月曜
オンラインショップ:https://shuka-kyoto.jp/
フードスタイリスト 河合 真由子
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