おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。
京都で楽しむ朝ごはん。今回は、お取り寄せで楽しめる京都ということで、京都錦で70年続くうどん屋さん、冨美家の冨美家鍋をご紹介します。
京都といえば食べたくなる「おうどん」
東が蕎麦なら西はうどんとよく言われますが、関西に来ると不思議とおうどんが食べたくなります。
小さい頃、母の実家でもある京都につくと、かならずどこかのお店で天ぷらうどんを食べるという謎の儀式のような習慣が我が家ではありました。それぐらい、関西のお出汁は不思議とほっこり落ち着きます。
関東のお蕎麦は、少し敷居が高めなお店もありますが、関西のおうどんは、庶民的なお値段でお腹いっぱい食べられるのもよいところなのではとおもいます。
錦で70年近く続く老舗のうどん家「冨美家」
私がよくいくうどん屋さんの一つに、錦市場近くで営業している冨美家があります。
店舗は2つあり、錦小路通り沿いの錦店と、少し北に上がったところに本店とお店は2箇所あります。
私はいつも本店のほうにいくのですが、場所がら、お昼時は行列ができますが、おうどんなので待ちの時間もさほど長くなく、わりとするっと入れます。
お店の一番の看板メニューは冨美家鍋。いわゆる鍋焼きうどんです。
お出汁は、天然の利尻昆布にうるめいわし、目近をブレンドした鰹節をあわせてじっくりと煮出したもの。水質のやわらかい京都伏見の地下水をつかっているため出汁がよく出るそうです。
また、冨美家鍋には、おもち、海老天、椎茸のうま煮などの具材がたっぷりはいっていますが、おもちは滋賀県近江産のもち米から手作り、椎茸は希少な原木椎茸を使用するなど、つかっている原材料はええもん(良質なもの)をつかうというこだわり。
寒いときはもちろんですが、暑い時こそ、はふはふいいながらこの冨美家鍋をいただくのが通の楽しみかただと私は思っています。
自宅で朝から気軽に楽しめる。冨美家のお取り寄せ&お持ち帰りうどん
お店で食べられるのは残念ながら京都だけですが、実は冨美家さんのおうどんはデパ地下でお持ち帰り用のセット販売や、自社ECサイトでの通販でも楽しむことができます。
京都で時間がないときや、東京でもあの味を楽しみたいな…とおもったときは、たいてい京都の高島屋の地下に駆け込みます。
そしてECサイトもあるので、お取り寄せも可能。
お取り寄せ、テイクアウトでは、ご紹介した冨美家鍋はもちろん、カレーうどんや和風ラーメンなどのバリエーションがあり、よりどりみどり。
しかも、お店と同様にお出汁と麺と具材が全部はいっているので、お家では簡単にお鍋で加熱調理するだけですぐに食べられます。
麺だけ、お出汁だけみたいな販売の仕方ですと、また食べるまでにハードルが上がりそうですが、これなら帰省の際の手土産や知人へのちょっとしたお裾分にも気負わなくて良さそうです。
(麺だけ、お出汁だけも買えますが、セットのほうがお店の味をそのまま再現できるので断然オススメ!)
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いかがでしたか?
関西といえばおうどん。関西ならではの繊細な出汁の旨味を味わうと、ものすごくホッとします。
中でも京都錦で営業されている冨美家は70年続く地元でも愛されるうどん屋さんです。
看板メニューの冨美家鍋は、海老天や自家製のお餅などの具材がたっぷりはいった鍋焼きうどんは、お店で味わうのはもちろんですが、お取り寄せやお持ち帰りでも、お店と同じように自宅で味わうことができます。
たまに食べたくなる京都のお出汁たっぷりのうどん。是非お取り寄せでも味わってみてください。
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お店情報
冨美家
直営店
大丸京都店、阪急うめだ店、阪神梅田本店、高島屋京都店、高島屋横浜店、高島屋洛西店
冨美家オンラインショップ
https://www.kyoto-fumiya.co.jp/
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フードスタイリスト 河合 真由子
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