おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。
京都で楽しむ朝ごはん。今回は、京都駅に10月にオープンした様々なお茶の楽しみ方を味わえるぶぶるをご紹介します。
祇園辻利が手掛ける新ブランド「ぶぶる」
ぶぶるとは、京言葉でお茶を意味する「ぶぶ」から由来した造語。
「お茶をもっと暮らしの中でもっと自分らしくお茶を楽しむ体験を大切にしたい」という思いからきているそうです。
店舗では、煎茶、ほうじ茶、玄米茶といったいわゆる揉み茶を軸とした商品展開をされています。
朝ごはんにおすすめ「煎茶パンサンド」
お店ではオリジナルのお茶をつかった食事をいただくことができます。この日は、煎茶パンをつかった煎茶パンサンドをいただきました。
まずは、玉露ソイバターと柴漬けを挟んだ「ぶるるさんど 玉露ガーリックしば漬け」
なかなか斬新な見た目ではありますが、パンにしば漬けの塩味とシャキシャキした食感がいいアクセントになったパンサンドです。
続いて、ほうじ茶を練り込んだパンにソイバターとあんこを挟んだ「ぶるるさんど ほうじ茶あんこ」
こちらは王道のあんバターサンドのお味に、ほうじ茶の香ばしいお茶の風味がほんのり感じられ、ほどよい甘さでした。
この日いただいたお茶は、玉露。普段、なかなか玉露をいただくことはないですが、注文を受けてから茶葉を粉砕し、急須で一杯ずつ丁寧に抽出された玉露はやわらかい口当たりで味わい深く、また食事とのバランスもとれていました。
聞くところによれば、こちらのお店では、茶葉をいれた巨大ミルがあり、その場で茶葉を粉砕をしています。
また、お茶を抽出するお茶専用のエスプレッソマシンもありこちらは日本ではこのお店が初めてだとか。(お茶専用のエスプレッソマシンで飲むお茶の味、どんな味だろうと創造を掻き立てられました)
お茶は、冷たいものもあれば、温かいものもあり、またオリジナルの生クリームやトッピングで飾られた甘いラテ系のドリンクもあります。
食事と一緒に、丁寧にいれられたお茶をいただくこともできますし、デザート感覚で甘いラテ系のドリンクで一服することもできる、いろいろなシーンに使えそうなお店です。
改札の近くで、お土産品の購入にもおすすめ
こちらのお店では、お土産品としてお茶をつかったお菓子類も販売されています。
お茶のクリームがはいったコロンのようなお菓子や、ポテトにお茶のパウダーがまぶされた塩系のお菓子、
ぶぶあられのようにハンディに持ち歩けるあられと、どれもここでしか手に入らない珍しいお菓子がいっぱい。
他とは、一味ちがったお土産なら、旅の報告とともに話題にもなりそうなお店だとおもいます。またこちらのお店は、JR在来線改札を出たすぐのところにあります。
新幹線の改札口とも近く、電車の待ち時間や、新幹線に乗る前に最後にお土産を購入するにも便利です。お店のエントランスは写真のように、この界隈でもかなり個性的ですので、遠くからでも目立ち、迷うこともなさそうです。
いかがでしたか?
京都の老舗祇園辻利が手掛ける新しいお茶を楽しむ体験を提供するお店、ぶぶる。玉露、ほうじ茶といった揉み茶を軸として、ドリンクはもちろんですが、お茶をテーマにした変わり種の食事もいただくことができます。
帰りには、個性的なお菓子をお土産に買って帰ることもでき、旅の話題にも事欠かなさそうです。
お店情報
ぶぶる
住所:京都府京都市下京区東塩小路高倉町8-3 JR東海京都駅構内アスティ京都2階
TEL:075-681-0002
定休日:不定休
営業時間:8:00~21:00
フードスタイリスト 河合 真由子
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