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夏の朝をパパッと楽しくする!簡単「冷や汁」のススメ

 

おはようございます。味噌研究家のmisocco こふじなおです。

暑い日は、あったかいものを作るのも、少しだけおっくうになってしまいます。私の家は台所とリビングがドアで分かれていて、料理をしていると…とにかく暑い!(笑)朝もすでに暑くて蒸し風呂状態です。

そんな日は火を極力使わず、簡単に冷たくさっぱりしたものが食べたくなります。

今日は、そんなときに作る、簡略にもほどがある「冷や汁」のレシピをご紹介します。

冷や汁は、アレンジがしやすいのも魅力のひとつ。冷蔵庫とにらめっこしては新たな組み合わせにチャレンジしています(笑)

夏の朝が楽しみになる冷や汁を探してみても面白いかもしれません。

5分でお手軽!かんたん「冷や汁」の作り方

きゅっと冷たく、さらっと食べられる冷や汁。

味噌の旨味、出汁と胡麻の香りが夏の暑い朝、忙しない朝をさわやかな気持ちにしてくれます。

材料

かつおぶし

  • きゅうり 半分
  • みょうが 半分
  • 生姜   お好みの量
  • すりごま 好きなだけ
  • 味噌   大さじ2/3くらい
  • かつおぶし ひとつかみ

使用したお味噌は・・・玉造りみそ【塩屋醸造】

玉造りみそ【塩屋醸造】

長野県須坂市にある、塩問屋から始まった味噌屋さん。

このお味噌は味噌玉という昔ながらの製法でつくったもの。きゅっとしょっぱく、少しフルーティーな、良い感じの癖があるお味噌。

夏野菜との相性も◎!

作り方

1) きゅうりをスライサーで薄くカットする。

きゅうり

2) 塩を一つまみ入れてもみ込み、少し置く。

きゅうり

3) 生姜はみじん切り(すりおろしも可)と千切り、みょうがは千切りに。

しょうがとみょうが

4)レンジ対応のお椀や器にかつおぶしをひとつかみ入れ、レンジで20秒温める。

かつおぶし

5) 香りがたちパリッパリになったかつおぶしを手で粉末状にする。

かつおぶし

6) (5)にすりごま、味噌、お水を入れて混ぜる。

椀

椀

7) 塩をもみ込んだきゅうりの水分を絞って投入。薬味をどさっと入れて完成。

冷や汁

 

アレンジ冷や汁3選✨

【その1】「なすとたらこの冷や汁」

なすとたらこの冷や汁

なすは少し焦げ目をつけて。焼たらこのプチプチ感も楽しい冷や汁です。

ご飯を入れてもおいしい!あったかい炊き立てご飯より冷やごはんの方がおいしく感じます。この気持ちわかる同志と語り合いたい(笑)

  • 使用したお味噌は・・・喜助みそ【羽場こうじ店】

喜助みそ【羽場こうじ店】

秋田県横手市増田町にある羽場こうじ店さんのお味噌。

お米に対し、糀の量がなんと3倍!ふんわり甘く、糀がふわふわと浮いてきてやさしい気持ちになります。

【その2】「なすとなめこの冷や汁」

なすとなめこの冷や汁

冷たい汁になめこの「ヌルッと感」が合うのです。

シャキシャキっとしたみょうがをプラスしてさっぱり感もあります。

  • 使用したお味噌は・・・銘醸&だらー【武田味噌&カクキュー】

銘醸&だらー【武田味噌&カクキュー】

長野県上田市の武田味噌さんの【銘醸】とカクキューさんの【だらー(八丁味噌)】は黄金コンビ♪

銘醸のバランスの良い旨味と八丁味噌の濃くもコクもある渋さが合います。

特に、八丁味噌は冷たいお料理に使うのおすすめです!

【その4】かぼす香る「なすとみょうがの冷や汁」

なすとみょうがの冷や汁

かぼすのさっぱりとした爽やかな香りが夏を感じさせる!

夏は暑くてじとじとして正直好きではない。でもこれを食べているときは、夏も悪くないなと(少しだけ)思わせてくれます。

  • 使用したお味噌は・・・麦&玉造りみそ【蛭子屋合名&塩屋醸造】

麦&玉造りみそ【蛭子屋合名&塩屋醸造】

あまさとさっぱりとした甘さとぎゅんとしたしょっぱさ。そこにカボスのさわやかさが…。ああまた食べたい。

***

忙しい時にはぱぱっと。凝れるときはじっくりと。

冷や汁で夏の朝を愉しみましょう♪

☆このブログは<隔週火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!

 

この記事を書いた人
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ヒトリでも、ダレカとでも。味噌で動かす朝時間♪

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味噌を愛するmisoccoさんによる、味噌にまつわるコラム♪
Written by

味噌探究家misocco こふじなお

大学時代、長野県岡谷市の味噌の歴史を研究したことをきっかけに味噌の沼に漬かりました。現在は蔵元取材、友人との味噌食べ比べのイベント、個人での朝ご飯味噌汁会(通称「味噌汁のつどい」)を開催しています。

朝、味噌汁を食べることは日常過ぎる1コマに過ぎないかもしれない、でもそんな日常が私のいつも通りを動かしている気がしています。それは地域・蔵によって味が造られる、味噌の「地」に根差したパワーだと思います。
ヒトリでもダレカとでも、味噌汁を日常の歯車の1つにしてもらえたら・・・。そんな想いでゆるりと自分らしく連載しています。

Instagram:こふじなお ( @koto_miso )
note:MISOCCO

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