おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。
【今週のテーマ】テーブルに置いてない…?知っておきたい「バッグ」のマナー
8月9日は、バッグの日!
ということで、今回は、日常生活の中で意識してほしい「バッグ」のマナーを2つお伝えします。
【1】バッグはテーブルの上に置かない
カフェなど飲食店で席に案内された時や、お客様との打ち合わせの席、説明会、お友達のおうちに遊びに行った時…。
手に持っているそのバッグ、あなたはどこに置きますか?
バッグの種類にもよりますが、底を見ると「底鋲(そこびょう)」といって、バッグを地面に置くことで、擦れたり破れたり、汚れてしまわないようにする役割の金具がついていることがあります。
カジュアルなバッグにはこの底鋲がついていないこともありますが、バッグは基本的に「床(地面)」に置くことを前提に作られているんです!
テーブルは、食事を置いたり、作業をするために手を置いたりする場所。なので、清潔に保たなければいけないところですよね。
たとえ床に置いたことがないバッグであっても、周りの人はそれを知らないので、誰かがバッグをテーブルの上に置くことを、不快に思っているかもしれません。
例え小さなバッグでも、テーブルやカウンターの上には置かないよう配慮しましょう!
なお、床に置くときは、通路の妨げにならないよう、テーブルの内側に置けるとさらにGoodですよ♪
(すぐに洗うことができないソファーの上にも、なるべくバッグは置かないようにしましょう)
【2】挨拶をするときは肩から外す
ショルダータイプのバッグを、肩から掛けたままだと、洋服の形が崩れてシワがよったままですし、ラクをしている印象に映ります。
ビジネスシーンはもちろん、どんな場面でも、誰かに挨拶をする時には、肩に掛けているバッグは、肩から外して、両手で持つのがマナーです。
ちょっと意識するだけで、相手からの印象が変わりますよ。
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バッグは床に置く前提で作られている(=汚れているもの)
周りの人のジャマにならないようにする
小物としてどう扱うと敬意を表せ、美しく見えるか考える
…などを考えられると、振る舞い方は自然に分かるはず!
バッグを置く時、そして持つ時の印象をぜひ大切にしてみてください。
Have a ごきげんday!
☆この連載は<毎週火曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!