大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。
1日3食しっかり食べていても
- 野菜をしっかり摂る
- 腹8分目の量を心がける
- 適度に運動する
- お通じをケアする
など、基本的な生活習慣に気をつけていると、お腹まわりが重いと感じることは少ないはずです。
けれど、揚げ物やお肉ばかりをお腹いっぱいになるまで食べたり、ゴロゴロしながら過ごしたり、便秘を放置したりすると、食べたものが消化されにくく、胃腸に負担がかかりやすくなります。
今日は、不摂生で疲れた胃腸をいたわりたいけれど、食事は止められない…そんな方におすすめの、コンビニなどで簡単に手に入る「スープ」を使った食養生についてご紹介します。
胃腸の仕事って?
食欲を満たしたり、健康維持をするために活躍する「胃腸」。
食べ物を食べると「胃」に運ばれ、そこで平均2〜3時間ほどかけて消化されます。
野菜など「消化に良い」と言われている食品は、消化にかかる時間が短いのですが、お肉や天ぷらなど脂肪分の多いものは4〜5時間かかるため、胃には負担になります。
胃で消化されたあと、「小腸」で水分や栄養が吸収され、最後に「大腸」で残りの水分を吸収し、不要になった成分(繊維質など)が便となって排出されます。
つまり、この消化の作業中(約24〜72時間ほどかかるそうです)、胃腸は働きっぱなしということ!
胃腸が疲れているかも…と感じるときはもちろん、普段の食事でも、消化に時間がかかる食品(お肉や脂肪分の多い揚げ物など)の摂り過ぎは控え、消化の良いものを多めに摂るようにしましょう。
市販のスープを使って胃腸をいたわろう
最近は胃腸休めの目的として「16時間断食ダイエット」(18時〜翌10時まで食べない/20時〜翌12時まで食べない)や「ファスティング」などが流行っていますよね。
でも正直、食べるのは我慢したくない…という人も多いはず。
私が食べ過ぎた翌日や、お腹周りが苦しく胃腸を休めたい時などに活用するのは、「ローソン100」で見つけた「スジャータめいらく 朝のスープ野菜」と「スジャータめいらく コーンスープ」です。
「朝のスープ 野菜」は、かぼちゃ、人参、トマト、ケール等の緑黄色野菜が含まれていて、食物繊維が豊富です。
そのままでも飲めるストレートタイプで、乳製品のまろやかな味わいが感じられます。
「朝のコーン スープ」は、すりつぶしたスーパースイートコーンを使用しているので、コーンの甘み、旨みが楽しめます。
牛乳と同量のカルシウム入り(100g当たり110mg)なので、お子様にも良いかもしれないですね。
消化をよくするアレンジもおすすめ!
私は食感や味わいをより楽しむために、すりおろし大根やすりおろし玉ねぎを入れます。
すりおろし大根には整腸作用、すりおろし玉ねぎには抗酸化作用と疲労回復効果があります。
さらにすりおろし状態にすることで、固形のものよりも消化しやすくなるので、疲れた胃腸にもおすすめです。
作り方は、簡単!スープ1食分を鍋に入れて、すりおろした大根や玉ねぎを入れたら、一緒に温めるだけ。
私はこれらのスープを「ローソンストア100」で購入しましたが、お近くのスーパーやコンビニなどにも同類の商品はあるかと思います。
食べ過ぎた翌日の朝、ハイカロリーなランチを食べてしまった日の夕食などに。スープで胃腸休めをしてみてはいかがですか?
☆この連載は<木曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!