おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
今年も残すところ2ヶ月ほどになりましたね。日毎に寒くなるこの季節こそしっかりと腸活&寒さ対策をして、免疫力の低下を防いでいきましょう。
ということで今回は、今日からスタートできる!人生を豊かにする「腸の育て方」についてお伝えします。
腸が人生に与える影響って?
ここ数年、様々なシーンで『腸活』というワードを目にすることが多くなってきました。
『腸活』とは、食事や運動、睡眠、メンタルケアなどで腸内環境を整えることですが、それにより、腸内細菌が増えたり自律神経のバランスが整うことで、身体にとって様々な良い影響が出るようになります。
そして、『腸活』に取り組むことで、身体の影響だけではなく、幸せを感じる部分の『セロトニン』『ドーパミン』などといった脳内神経物質が増えることもわかっています。
つまり『腸活』とは、実は『脳活』でもあり、人生が今以上に豊かになる、誰もがすぐに取り組める『幸せになるための活動』でもあるのです。
『もっと前向きになりたい』
『ネガティブ思考を変えたい』
『人生をますます謳歌したい』
『腸活』は体にいいだけでなく、そんな思いも叶えてくれる、素敵な習慣なのです。
今日からできる!幸せになるための『腸の育て方』4つのヒント
腸内環境を良くすることで『セロトニン』や『ドーパミン』の分泌が増えると、はじめにお伝えしました。
この『セロトニン』や『ドーパミン』には
- 前向きな思考になる
- 精神が安定する
- モチベーションが上がる
- 失敗してもくよくよしない
- ぐっすり眠れる
他、様々な作用があります。
食事、運動、睡眠、メンタルケア。それぞれ、小さな一歩でスタートできることがありますので、無理なくできることをぜひ始めていただけたらと思います。
【1】食事でできる腸活
- 納豆、キムチ、ぬか漬け、味噌などの発酵食品や、野菜、キノコ、海藻などの食物繊維を積極的に食べる。
- 添加物、加工食品、白砂糖はできるだけ控えめにする。
- 朝と晩に白湯を飲む。
【2】運動でできる腸活
- 歩くときには大きな歩幅で身体全体を使うようにする
- 朝起きたら深呼吸をする
※深呼吸は横隔膜の運動になります。また、朝新鮮な空気をたっぷり吸いこむことで体内の巡りが良くなり一日のスタートを元気に迎えられます
- 週に2回程度、エクササイズをする
【3】睡眠でできる腸活
- 早寝早起きを心がけて寝不足にならないようにする
- 眠る1~2時間前に湯舟につかり、理想的な睡眠導入作りをする
- 夜はリラックスできる音楽や香りを取り入れて、副交感神経が優位になる工夫をする
【4】メンタルケアでできる腸活
- マイナスなことは繰り返して考えやすいので、ネガティブモードになったら、あえて他のことを考えるように意識する
※脳は一度に一つのことしか考えることができませんので、他のことに意識を向けることでネガティブモードから抜けやすくなるのです
- 眠る前に『今日笑顔になれたこと』を3つ思い浮かべるようにしましょう
※眠る直前の思考は睡眠中の脳内に大きな影響を与えます。ネガティブモードで眠ってしまうと睡眠の質も下がり、翌日の脳のパフォーマンスも下がってしまいます
- 人の良いところ、自分の良いところを普段から意識しましょう
- 『ありがとう』など感謝の言葉を積極的に伝えましょう
※褒めたり感謝することで自身の自己肯定感も上がりセロトニンが分泌されます
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この中で『これならできそう!』というものがあれば、早速取り組んでみてくださいね。そして、1つできたら、他のもので出来そうなものもぜひ取り入れてみてください。
はじめは意識的に行う形でも一ヶ月経つ頃には無意識の習慣になって、新しい自分に出会えるようになります。そんな変化を愉しみながら続けてみてください。
次回は「秋に必要な免疫力アップの簡単ケア」についてお伝えします。どうぞお楽しみに!
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